米マイクロソフトが公開した「Microsoft Office for Android Tablets Preview」。前回は、「Microsoft Excel Preview」の基本性能について紹介した。今回は、作成したデータの同期や共有について紹介する。
保存したデータはOneDriveに自動保存
まずはデータの保存について。Microsoft Excel Previewで表を作成して保存する際に、Microsoft アカウントにログインしておけば、保存先をデバイスだけでなくOneDriveやDropboxも選択できる。その後にパソコンなどでOneDriveを起動すれば簡単にデータが共有可能だ。
また「名前を付けて保存」をタップし、「場所の追加」を選択すれば、Dropboxなどのクラウドサービスを保存先に追加できる。電車でExcelデータを編集して、会社についたらパソコンでクラウドサービスに接続し、続きを作成するといった使い方ができるのは便利だ。
メールやGoogleドライブでも共有可能
また、「共有」を選択すればGoogleドライブ、メール、Bluetooth接続での共有も可能だ。保存したファイルをいったんExcelを終了してアプリを起動して、データを選択……というまどろっこしい工程を踏まなくていいのは大変ありがたい。
以上のようにクラウドサービスを利用すれば、外出先ではNexus 7で、社内ではパソコンで閲覧や編集ができる。仕事などでExcelを使用している人はぜひ試していただきたい。