加入月無料などのお得な制度を利用する
格安SIMをお得に乗り換える方法は、安くSIMのパッケージをゲットする方法のほか、加入月無料という制度を利用する方法もある。例えばBIGLOBEやOCNモバイルONEは加入月無料なので、1日に加入すればまるまる1ヵ月分タダで利用することができる。
一方で、IIJmioやDMM mobileのように開通月は日割で請求され、お得な期間がないものもある。
そして、SIMカードが届けられるタイプの場合、課金の開始日にも注意したい。店頭販売のないDMM mobileは 発送翌日から課金開始される。
記事掲載当初、「DMM mobileは発送日から課金開始される」との記載がありましたが、正しくは「 発送翌日から課金開始される」です。お詫びして、訂正いたします(2015年2月5日)
音声通話付きのSIMの場合、月額費用が高いほか、一定期間の利用が義務付けられるサービスがほぼすべてのため、加入時に手厚いキャンペーンサービスが受けられることがある。
例えばDMM mobileは音声通話付きに限り、加入月とその翌月が無料になる。通話SIM付きならば月間1GBの高速通信付きで1576円のため加入手数料分は無料になる。
一方、解約する場合は月額費用が全額請求されるところがほとんどで、月末に解約することがお得なのは間違いない。月末の夜は使えない時間があってもよければ、月末ギリギリに解約し、月が変わってすぐに加入月無料の格安SIMに加入すれば、1ヵ月分の月額費用を節約できる。
タイミングが合えばキャッシュバックも利用しよう!
キャッシュバックと言えば、既存の大手キャリアばかりと考えられがちだが、格安SIMにもキャッシュバックのキャンペーンが過去に行なわれている。これから春の新生活を前に、キャンペーンが実施されないとも限らない。
たとえば、2014年には「OCN モバイル ONE」が3000円のキャッシュバックキャンペーンをしていたことが記憶に新しい。最低料金のコースではなく容量の多いコース限定だったが、4ヵ月利用後に3000円のキャッシュバックが振込されるというもの。
それとは別に加入のキャッシュバックキャンペーンも行なわれ、ダブルでキャッシュバックを受けられるという大判振る舞いがされていた。
今年は2月に入ったもののキャッシュバック開始のニュースは聞こえてこないので今回はキャンペーンがない可能性もあるが、もしかしたら他社でも加入キャンペーンが実施される可能性もある。
また、販売店や取次店独自のキャンペーンを行なっている場合もある。プロバイダーを安く取り次ぐことで知られている「価格.com」(http://kakaku.com/)では、格安SIMの価格比較を開始。加入してしばらくたつとキャッシュバックが行なわれるプランが紹介されることもある。
2月4日現在ではキャシュバック時期が9ヵ月後とだいぶ先になり、それまで継続利用しなければならないが4100円と加入手数料以上のキャッシュバックが設定されている格安SIMも存在している。
乗り換えやすい格安SIMの魅力を活かそう
以上のように、格安SIMの乗り換え時のネックとなる3240円の加入手数料は、加入するサービスによっては節約できる。
解約金なしで自由にサービスを選んだり乗り換えたりすることができるのも格安SIMの魅力だが、サービス間の乗り換えや加入の際も、ぜひお得に加入してみてほしい。
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