iOSはWindowsのようにファイルのやりとりする自由度が少ない。そんな中、「Workflow」はiPhoneの複数アプリを自動で連携させ、本来であれば手間のかかる作業を自動化できるのがウリ。今回は、iPhoneアプリの動作をプログラムのように構築し、自動化できる神アプリ「Workflow」の使い方を紹介する。
動作を指定してWorkflowとして保存・実行する
Workflowを使えば、プログラムを組むように動作を組み合わせて、iPhoneでの操作を自動化できる。例えば、ワンタップで近くのコーヒーショップを探したり、よく見るニュースサイトのトップ5の記事をまとめて開くといったことが可能になる。複数アプリを連携させ、指定した写真をZIPファイルでDropboxにアップロードしてからそのダウンロード用のURLをコピーするといったこともできる。UIは英語だが動作の単語さえわかればいいので、中高生程度の語彙でもなんとかなる。
各ステップの動作を指定し、Workflowとして登録することで、ワンタップで実行できるようになる。まずは、アプリを起動し、チュートリアルをこなす。チュートリアルでは、自動的にカメラを起動して3枚撮影してもらい、それをアニメーションGIFに仕立てたうえ、Facebookに投稿するというWorkflowを作成する。画面の指示に従って、動作の項目を右にドラッグするだけと簡単だ。
Workflow: Powerful Automation Made Simple | |||
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価格 | 300円 | 作者 | DeskConnect, Inc. |
バージョン | 1.1 | ファイル容量 | 21.8 MB |
カテゴリー | 仕事効率化 | 評価 | (4) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 8.0以降 |
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