freetelがメイドインジャパンにこだわった
Windows Phone「Ninja」を展示!
日本では格安スマホ「priori」シリーズを展開しているfreetel。今年のMWCでは「和」を全面に押し出したデザインのブースを出展し、来場者の注目を集めていた。記者のお目当ては開発表明されていたWindows Phone端末(関連記事)。なんと「Ninja」という名称で展示されていた。
このNinja、スペックは5型のHDディスプレー、64bitのクアッドコアCPUに1GBのメモリー、8GBの内蔵ストレージ、バッテリー容量は2500mAhにカメラはリアが800万画素、フロントが200万画素とミドルレンジクラスだ。Ninjaという名前については「海外の展示会なので日本の端末だとわかりやすいように」と命名したそうで、日本国内ではこの名称での販売予定はないようだ。
ブースにも大きく「SAMURAI Project」と掲げられており、ど真ん中に甲冑、説明員のみなさんも侍鎧を着たり和服を着たりと、とにかく日本をわかりやすくアピールするfreetelだが、その理由について担当者に聞いた。
「スマホの世界でも韓国や中国メーカーに押されっぱなしの日本ですが、やはりメイドインジャパンのブランドじゃないと、という人は世界中にいる。日本の物作りの復権というか、まだまだやれるんだってことをアピールしたかったんです。実際に出展してみて、このNinjaもそうですが甲冑の横に展示してある“SAMURAI”も参考出展にもかかわらず、ぜひ取り扱わせてほしいとの声をたくさんいただきました」とのこと。
あくまでも「日本」にこだわるfreetel。このWindows Phone“Ninja”は名前を変えてまずは日本で発売されるらしいが、どうせならこのままNinjaで発売してもらいたいところだ。