やっと225Mbps(と思われる)エリアを発見!
いくつか回ってみても速度が速くなった場所はなかなか見当たらず、あきらめかけたころに速度が出る場所に遭遇した。そこで、ノートPCを取り出して5GHz帯で無線接続したところ、RBBTODAYの測定サイトにて一時的に下りで80Mbps台を記録した。
念のため、その場でほかの速度測定サイトで計測したが、だいたい30~40Mbpsが出る程度。実際、この程度の速度ならば何も225Mbpsのサービスでなくても出そうな速度だが、モバイルルーターでPCと無線接続した上での速度ということで、速いことは速い。
しかも平日の午後というガラガラではない時間帯で記録した数値なので、おそらく225Mbpsの特性が効いており、ピーク速度こそ出ないものさらなる速度低下を防いだと想像できる。
そして、その場で格安SIMであるIIJmioのSIMに入れ替えて計測すると、下りで5Mbpsを超えることがない混雑状態であり、ここで格安SIMとドコモ契約のSIMのパフォーマンスの違いがはっきりとした。
しかし、Wi-Fi STATION HW-02Gには現在使ってる電波の周波数帯や帯域を表示する機能がないため、実際のところキャリアアグリゲーションの有無や無線区間の速度がどうなっているかよくわからない。
もしかしたらキャリアアグリゲーションの恩恵をまったく受けておらず、単にその先のインターネットへの回線が太いだけなのかもしれない。
ドコモ契約のメリットは大きいが
費用面で格安SIMも捨てがたい
今回のような混雑時でもドコモ契約のSIMを使った場合の速度が速いことがわかった。225Mbpsのエリアと思われる場所でIIJmioでさえもドコモに比べて大きく速度に差がついてしまったが、ウェブサイトの閲覧や容量の大きくないメールのやりとりでは特に差は感じられなかった。
特に、この4月からIIJmioの高速通信容量の増加により、月額900円で3GBという時代に突入。今後も値下げ&容量アップの動きは留まることはなく、コストの魅力は決して衰えないだろう。
端末調達の簡単さやサポート、そして、ほかの回線とのパケット容量のシェアできる点を考慮するとドコモに軍配が上がるが、そうでなければ格安SIMのメリットは計り知れない。
225Mbpsサービスのスタートで格安SIMが劣ったサービスに思えてしまうかとも思ったが、225Mbpsのサービスがどこでも安定して使えるようになるまでは、格安SIMも十分に使えるサービスであることに間違いない