豊富なアプリにカスタマイズ
LG製のSprayはいじりがいのあるスマホ
ここからはこれまで紹介しきれなかった機能の紹介。まずLG製のSprayは、ワイモバイル端末らしく、ヤフーとの連携機能/アプリが多い。通知パネルには「Yahoo!天気」が表示、標準のブラウザーだけでなく、Y!ブラウザーとChromeの両方がインストール。
防災速報/緊急速報もアイコンが表示。MVNOでも緊急速報は使えるが、わかりやすく明示しているのは大手キャリアならでは。
「かんたん設定」や、バッテリーが長持ちする「JoyHome」、壁紙を簡単に変えられる「スマートカスタム」アプリで、初心者でも手軽にスマホの設定を変更できる。またLG製スマホらしくメインキー周りをカスタマイズし、数や順番の変更も可能なのは便利。「easyホーム」という機能を使えば、簡単ケータイ風のUIにすることもできる。
細かな設定を見ると、時間帯によって「サウンド中断」、夜間の明るさ変更、バイブレーションの「振動タイプ」の変更、画面のノックや裏返しなどで機能をON/OFFできるジェスチャー機能に、許可したアプリしか使えないゲストモード、簡単なものだが省エネ機能、一時ファイルを削除するスマートクリーニングなど、使いこなせれば便利な機能が豊富だ。
LUCEは全体的にシンプル
京セラ製端末らしさを感じられる
通知パネルは京セラ製スマホらしい2列の表示。エコモードの機能も京セラ製ならでは。カスタマイズで自分に最適な省エネ設定が可能なほか、タイマーや電池残量で自動的に起動することもできる。
またmineoから販売している端末のため、同じケイ・オプティコムが提供する050番号のIP電話アプリ「LaLa Call」がインストール。設定から「スタート画面」を選択すると、ロック画面にアプリやウィジェットを表示するカスタマイズが可能だ。
UIは京セラ製らしさを感じるが、インストールしているアプリはAndroid標準のものが多く、3機種のなかでは一番シンプルという印象を受けた。
楽天系アプリが豊富
端末の設定自体はシンプルな富士通・ARROWS M01
今回は楽天モバイルから提供されている端末だったため、楽天でんわ、Viber、SMARTalkといった同グループの通話アプリがずらり。ほかにも楽天ポイントのアプリや、公式メニュー風の楽天Gatewayなどがインストールされている。
一方で楽天市場のアプリとともにAmazonアプリもインストールされていた。シンプルホームが用意されているほか、富士通らしい「スーパークリアモード」「持っている間ON」機能もある。
一方で省エネ設定はないほか、富士通製スマホではおなじみの歩数計といったエクササイズ系アプリもなく、ここはSIMフリー端末らしいシンプルさである。