ARROWSとAQUOSのスマホベースケータイが登場
「ARROWS ケータイ F-05G」「AQUOS ケータイ SH-06G」
ドコモからもスマホベースのフィーチャーフォン、いわゆるガラケーが登場した。メーカーはそれぞれ富士通とシャープで、ARROWSとAQUOSというブランド名を冠している。OSはAndroidで、3Gまでに対応だが、LINE用アプリが用意されるほか、ブラウザー経由でTwitter、FacebookといったSNSが利用できる。
ARROWSケータイは、折りたたみ式ならではのワンプッシュオープンボタンがついているので開閉が便利。防水/防塵、ワンセグ、赤外線、Bluetoothといった基本機能が充実しており、通話機能としては雑踏の中でも相手の声が聞きやすい「スーパーはっきりボイス4」、年齢に合わせて聞きやすい音声にする「あわせるボイス2」、相手の声をゆっくりにする「ゆっくりボイス」、バイブ、着信音、音声を大きくする「3デカ機能」を搭載している。
また、大きな文字や見やすいフォントに加え、ATOKを搭載しているので文字入力も快適だ。バッテリーも余裕の1700mAhなので、連続待受時間は900時間以上とケータイならではのタフネスさを誇る。
一方のAQUOSケータイの特徴はなんといってもキー全体がタッチパッドとして動作する「タッチクルーザーEX」を備えている点だ。これにより、ウェブブラウジングの快適性が格段に上がっている。そのほか、Android 4.2以上のタブレットと連動して写真を転送したり、着信を知らせたりできるアプリ「PASS NOW」を搭載しているので、2台持ちが捗るだろう。
3.4型(540×960ドット)ディスプレーはPureLDE搭載で色鮮やか、さらにのぞき見防止(ペールビュー)機能搭載なのでプライバシーも守られる。ワンプッシュオープンボタンのほかに、開いて相手の名前を言うだけで電話がかけられる便利機能もあるので、これまでのケータイ以上に通話がしやすいだろう。
Androidベースのガラケーは、auが「AQUOS K」で先行したが、そのAQUOS Kと比較すると、LTEやテザリング機能には非対応(通信は3Gまで)、さらにおサイフケータイも搭載しないなど、機能的には正直見劣りする。シンプルに通話とメールとウェブを利用するユーザー向けと言えそうだ。
ARROWSケータイ F-05G
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AQUOSケータイ SH-06G
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メーカー | 富士通 | シャープ |
ディスプレー | 3.4型液晶 | 3.4型液晶 |
画面解像度 | 480×854ドット | 540×960ドット |
サイズ | 約51×113×15.8mm | 約51×112×16.4mm |
重量 | 約129g | 約123g |
外部メモリー | microSDHC(最大32GB) | microSDHC(最大32GB) |
最大通信速度 | 下り最大14.4Mbps(3G) | 下り最大14.4Mbps(3G) |
無線LAN | × | × |
カメラ画素数 | 約810万画素 | 約500万画素 |
バッテリー容量 | 1700mAh | 1410mAh |
FeliCa | × | × |
ワンセグ | ○ | ○ |
フルセグ | × | × |
赤外線通信 | ○ | ○ |
防水/防塵 | ○/○ | ○/× |
SIM形状 | nanoSIM | nanoSIM |
連続待受時間(3G) | 約930時間 | 未定 |
連続通話時間(3G) | 約520分 | 未定 |
カラバリ | Red、White、Black | Black、Blue Green、White |
発売時期 | 6月下旬 | 6月下旬 |