auオリジナルの国内向け端末として、isaiシリーズと並んで人気の「HTC J butterfly」。昨年8月発売のHTL23以来の新モデルが登場した。
グローバルのフラグシップ機を上回る性能
それでいて防水・防塵など国内向け機能にも対応
新型HTC J butterflyの魅力は、その理屈抜きの高いスペックだ。3月に発表されたばかりの海外のフラグシップ機「HTC One M9」が5型フルHD液晶なのに対し、本機は5.2型WQHD液晶(1440×2560ドット)を搭載。さらにインカメラも約1300万画素とリアカメラ並の性能と画質で自撮りが可能というわけだ(リアカメラは約2020万画素)。
そのインカメラは、リアルタイムで美肌効果のエフェクトが可能。エフェクト効果はバーを動かすだけで調整ができ、WQHDの高解像度ディスプレーとの組み合わせで、自分がよく写っているかをしっかりと確認できる。
HTC端末ならではのUIも進化し、位置情報を利用して、自分がいる場所(会社、自宅など)に合わせて、アプリアイコンの表示が自動的に切り替わる機能が用意されている。前モデルでも用意された、ドット表示で着信などを伝える「ドットビューケース」も継続され、簡単なゲームも楽しめるようになった。
そのほかのスペックは、CPUはオクタコアのSnapdragon 810(2GHz+1.5GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、2700mAhバッテリーなど。ダブルCAやVoLTEなどauの最新ネットワークに対応するほか、防水・防塵/ワンセグ/フルセグ(視聴のみ)/おサイフケータイなど、国内ユーザー向けの各機能をサポート。OSはAndroid 5.0。本体サイズは約73×151×10.1mm、重量は約162g。
カラバリはシックな赤のロッソ、シンプルな白のシルク、深い青のインディゴという3色。発売は6月上旬を予定している。
「HTC J butterfly HTV31」の主なスペック | |
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メーカー | HTC |
ディスプレー | 5.2型液晶 |
画面解像度 | 1440×2560ドット |
サイズ | 約73×151×10.1mm(最厚部約10.7mm) |
重量 | 約162g |
CPU | Snapdragon 810(MSM8994) 2GHz+1.5GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大200GB) |
OS | Android 5.0 |
最大通信速度 | 下り最大225Mbps |
キャリアアグリゲーション | ○ |
WiMAX 2+ | ○(CA対応) |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○(最大8台) |
国際ローミング | LTE/GSM/UMTS |
カメラ画素数 | リア:約2020万画素 /イン:約1300万画素 |
バッテリー容量 | 2700mAh(交換不可) |
FeliCa | ○ |
NFC | ○ |
ワンセグ | ○(録画対応) |
フルセグ | ○ |
赤外線通信 | △(リモコンのみ) |
防水/防塵 | ○/○ |
卓上ホルダー | × |
SIM形状 | nanoSIM |
連続待受時間(LTE) | 約370時間 |
連続通話時間(LTE) | 約1120分 |
カラバリ | ロッソ、シルク、インディゴ |
発売時期 | 6月上旬 |