日本上陸も発表済! 「Huawei Mate S」の実機を触った

文●二子/ASCII.jp

2015年09月22日 15時00分

 9月頭の「IFA 2015」に合わせて発表された、ファーウェイの新フラグシップモデル「Huawei Mate S」。最上位モデルでは感圧タッチも搭載されることが話題になったが、今回実機でのレポを簡単ながらお届けしよう。

日本にも上陸予定のファーウェイのフラグシップ機「Huawei Mate S」をチェックする

 Mate Sはストレージ容量の違いで、32GB/64GB/128GBの3モデルがあり、感圧タッチは128GB版のみ。また、カラバリもそれぞれ異なり、今回の実機は32GBモデルのTitanium Grayだ。

紙製の化粧箱に入っていた。中にはフリップカバーも

Titanium Greyというカラバリ名。シングルSIMタイプで、スロットにはこのようにmicroSDとnanoSIMをセットで挿入する

 32GBモデルでも649ユーロ(約8万8000円)という高級モデルだけにスペックも高ければ、端末の完成度も高い。ディスプレーは5.5型フルHDの有機EL。発色も鮮やかで好印象。

 画面サイズ的には当然iPhone 6 Plusが対抗と言えるが、横幅は約75.3mmとiPhone 6 Plusの約77.8mmより小さく、厚みは7.2mmとiPhone 6 PlusとiPhone 6s Plusのちょうど真ん中。ただ、わずかに背面の左右が湾曲していることで持ちやすさ的には○だ。

背面の端はわずかに湾曲。またタッチ式の指紋認証センサーが

右側面にボタン類が。前面のガラスの端はこんな感じ

メタルを強調した筐体がなかなかに美しい。下部には通常のmicroUSB端子が

Nexus 6(右)との比較。やや黄色みがかかっているという評価がされるNexus 6の有機ELと比較すると明るく澄んだ印象

 CPUは64bit対応でオクタコアの「Kirin 935」(2.2GHz+1.5GHz)、メモリーは3GB、Android 5.1、2700mAhバッテリーなど。背面の指紋認証センサーについてはタッチ式で、iPhone 6やGalaxy S6とほぼ同じように使える。

EU版だが日本語の表示も可能だった。指紋の登録方法はiPhoneやGalaxy S6などと同じ

 今回試したのはEU版のようで、「CRR-L09」という型番のシングルSIMタイプ(日本語の表示自体は可能だった)。ファーウェイのサイトを見ると、このCRR-L09はLTEでバンド19、3G(W-CDMA)でバンド6/19にも対応している。ドコモMVNOのSIMとの組み合わせも問題ない。すでに日本での発売自体は公表されているが、正式な国内発表に期待したい1台だ。

  Huawei Mate S
ディスプレー 5.5型有機EL
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 75.3×149.8×7.2mm
重量 約156g
CPU Hisilicon Kirin 935
2.2GHz+1.5GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 3GB
内蔵ストレージ 32 or 64 or 128GB
OS Android 5.1
無線LAN IEEE802.11n(2.4GHz対応)
カメラ画素数 リア:13メガ/イン:8メガ
バッテリー容量 2700mAh
カラバリ Luxurious Gold、Titanium Grey、Mystic Champagne、Rose Gold

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