SIMフリースマホやモバイルルーターなど、ファーウェイ製端末の魅力をお伝えしている「ファーウェイ通信」。今回は円形ケースでクラシカルなデザインを採用するとともに、AndroidとiPhoneどちらとも組み合わせられるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の機能をレビューする。
デジタルガジェットの速度と機能に細かくこだわる男、そしてスマートウォッチをこれまでも使ってきて、生活をさらに加速させてきた男、スピーディー末岡がその実力をチェックしていく。
デザインは腕時計らしい腕時計
でも中に入っているテクノロジーは高レベル
HUAWEI WATCHを手にして最初に感じるのは、腕時計らしいデザインであること。高級腕時計のような質感とたたずまい。42mmのケース径やアーク形状が印象的なラグ(ケースにバンドを固定する部分)などを取り入れて、クラシカルなデザインが用いられている。
素材面でもこだわりがある。ケースには、冷間鍛造によって強度が40%高まったステンレスを使用。文字盤表面には硬度と透明度に加えて誘電率も高く、タッチ操作の検出に優れるというサファイアクリスタルを採用している。
バンド幅は18mmで、市販の腕時計用バンドへの交換にも対応している。また、文字盤のデザインを40種類から選択でき、その日の気分や服装に合わせて切り替えられる。つまり日常的に使うのはもちろん、フォーマルな場など、あらゆるシーンで合う。後述するように活動量計としての機能もあるため、毎日欠かさず身に着けたいわけで、この“あらゆるシーンで合う”というのは重要なポイントなわけだ。
円形の1.4型AMOLEDディスプレーは高精細で、解像度は400×400ピクセル(286ppi)。コントラスト比は10000:1という鮮明さ。ディスプレーとケース間のベゼル幅が0.6mmと狭いため、白い文字盤デザインでも違和感がないのも好印象だ。
2時の位置に配置された竜頭も快適な操作感に寄与している。スマートウォッチでは多用する部分であり、操作性に細かな配慮がされていると感じた。また、スリープ状態でも完全には画面が消えず、時計表示はされたままになっている。これも腕時計らしさを意識して選択された要素だろう。
デザイン面が魅力的なだけに、ここまでついついHUAWEI WATCHの外見を紹介してきたが、スピーディー末岡的にはやはり機能や性能面が気になるところ。6軸モーションセンサー&心拍センサーの搭載や着信の通知、単体での音楽再生など、中身のテクノロジー面については次ページ以降で触れていく。
(次ページでは、「活動量計として機能は強力、特に心拍測定が早い!」)