10月末に、Amazonの「プライム・ビデオ」を視聴できる「Amazon Fire TV」と「Amazon Fire TV Stick」が発売された。筆者はせっかくAmazonのプライム会員なのだから、ということで早速購入。今回は、Fire TV StickでAmazonの「プライム・ビデオ」を楽しみまくる技を紹介しよう。
HDMIにつなげるだけの「Fire TV Stick」
2015年9月からAmazonプライムビデオサービスがスタートした。日本や海外の映画やテレビ番組、アニメなどを多数配信する映像サービスで、Amazonのプライム会員は追加料金なしに見放題と太っ腹。そこで、リビングのテレビでも楽しむために、視聴デバイスを購入することにした。Apple TVのようなボックスタイプもあるのだが、1万2980円とそこそこの値段。そのため、安価なスティック型にした。
「Fire TV Stick」は大きめのUSBメモリーのような端末で、テレビのHDMI端子に直接接続して利用する。リモコンとセットで、価格は4980円とお手頃だ。電源は付属のUSB&アダプターでコンセントにつなげる。テレビのHDMI端子が狭いなら、延長ケーブルを使って、設置方向を変えることもできる。
ちなみに、「Fire TV Stick」の音声認識リモコン付きは6480円。筆者はあまり音声認識機能を使わないので、無しタイプを選んだ。ちなみに、「Fire TV」はメモリーがStickの倍となる2GBを搭載しているうえ、音声認識リモコンも付いている。無線LANが超高速な.11acに対応しているのもいい。
アカウント情報を登録済みなので手間が省ける
本体をテレビに接続し、USBアダプターをコンセントに挿せば電源が入る。まずは無線LANに接続。「Fire TV Stick」は802.11a/b/g/nに対応しており、WPSボタンでの接続もできる。5GHz帯も4チャンネルのみだが接続可能。ネットに接続すると、自動的に最新のファームウェアにアップデートされる。その後、アカウントの設定画面が開くのだが、なんと購入した時のアカウントが設定されている。これは手間が省けるので非常に嬉しいところ。さすがAmazon。
チュートリアルが終わると、「機能制限」の設定画面が開く。ビデオの再生や課金をする際に、PINの入力を求められるのだ。子供がいる家庭の場合、勝手に操作されないように設定しておいてもいいだろう。これで準備完了だ。
(次ページでは、「大量のコンテンツを見放題! ラインナップはまだ少し弱いか」)