アルファベットを描くことで直接アプリが起動
サウンドにも力を入れている
さて、ここからはGR5の使い勝手の面を見ていこう。
使ってみて非常に便利に感じたのは、画面オフ状態でアルファベットを描画することにより特定のアプリを起動する機能だ。ファーウェイ製端末ではおなじみのものだが、GR5もこれに対応。よく使うアプリをスムーズに起動できるため、一度慣れてしまうと手放せなくなる機能だと感じた。
描画できるアルファベットは「c」「e」「m」「w」の4種類。デフォルトではそれぞれ「カメラ」「ブラウザー」「音楽」「天気」が割り当てられているが、自分が普段頻繁に使うアプリに変更することも可能だ。
サウンドの迫力もGR5の注目ポイント。GR5には、アコースティック・チャンバー構造の高性能なモバイルスピーカーを搭載。本体底面にあるスピーカーホールは、端末を机などに置いたときでもふさがらないように工夫されたもので、ファーウェイ独自の「Smart PA」システムにより厚みのある重低音を楽しめる。
スマホデビューの両親にGR5をプレゼント、というような人に役立つのは、ホーム画面のスタイルをシンプルにする設定だ。これを設定すると、通常のホーム画面ではなく、機能を絞って大きなアイコンで表示するレイアウトに変更できる。初心者でも操作に迷うことが少なくなるため、覚えておくといいだろう。
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HUAWEI GR5は、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」のほか、家電量販店やECサイト、MVNOなどから2月12日に発売予定。価格は税抜3万4800円。カラバリは今回試用したゴールドのほか、シルバー、グレーが用意されている。
ミドルクラスの価格でありながら、指紋センサーやオクタコアCPU、メタルボディーなど、上位クラスに近いスペックやデザインを備えるGR5。新生活のスタートに合わせて、なるべくオトクにSIMフリースマホデビューをしたいと考えているユーザーなら、ぜひ候補に加えてほしい1台だ。
提供:ファーウェイ