「Twitter」で特定の相手の投稿をタイムラインに表示させないようにする
Twitterのタイムラインに特定の相手の投稿を表示させたくないなら、「ミュート」機能が便利。その後の投稿はタイムラインに表示されなくなる。通常は、ミュートで一定の距離を取ることができるだろう。しかし、過去の投稿はそのままだし、「@」で絡んできた投稿は「通知」タブに表示される。ダイレクトメッセージも普通に届いてしまう。
一切絡みたくない、というならFacebookのような柔軟な機能は用意されていないので、フォローを解除するしかない。それでも、「@」で絡んでくるような場合は、「ブロック」機能を利用しよう。ブロックすると、こちらからのフォローはもちろん、相手からこちらへのフォローも解除される。「@」で絡んできても、タイムラインに表示されないので、気にせずに済む。ただし、リストに入っていたり、検索したりすれば投稿した内容を見ることはできる。どうしても見られたくないなら、非公開の鍵付きアカウントにするしかない。ちなみに、ブロックしたことは相手には通知されないが、プロフィールを表示できなかったり、再フォローしようとしてもできないので、ブロックされていることを知られてしまう可能性はある。
「LINE」で特定の人とのコミュニケーションを避ける
「LINE」で見たくない相手がいる場合、まずは非表示機能を使ってみよう。タイムラインに投稿を表示させたくないなら、「非表示」にするだけでいい。その後は見かけることがなくなるので、すっきりするだろう。
ユーザーやトークもそれぞれ非表示にできる。しかし、ユーザー一覧から消えても、トークやトークルームはそのまま残る。トークを非表示にしても、新たにトークが始まれば再表示されてしまう。コミュニケーションの距離を取りたいならあまり意味がないかもしれない。
その人からLINEが来るのはしょうがないが、頻繁に出る通知がうざい、という場合はミュート機能を利用する。「通知」をオフにすれば、トークが来ても自分で確認するまでは届いたことがわからないので気が楽になる。
トークが来ることを止めたいなら、「ブロック」するしかない。ブロックすると、友達リストから消え、相手からのトークは届かなくなる。相手にはブロックされたことは通知されず、トークを送ってもずっと未読のままとなる。ちなみに、ブロックではなく、友達を解除する場合はブロックリストから、そのユーザーを削除することができる。その後、「友だち追加」の「知り合いかも?」に表示されるのさえ嫌なら、左にスライドして「ブロック」すればいい。
以上が、SNSでつながってしまった切るに切れない相手と距離を取る技となる。今回紹介した方法以外で定番なのが、アカウントを削除して、作り直すこと。これならトラブルになりにくいが、自分も友だちも面倒。何度もリセットしていると、普通の友だちも離れてしまうので要注意。そこまでするなら、普通にブロックするなり、つながりを切った方がいいかも。単なるコミュニケーションツールの運用でストレスを感じる必要はない。自分も友だちも、楽しく使えるように、柔軟に運用しよう。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。