iPodなどの携帯音楽プレーヤーやiPhone/Androidスマートフォンを使い、外出先で音楽を楽しんでいる人も多いだろう。ボクも外出先では携帯音楽プレーヤーを利用し、自宅の書斎ではPCで音楽を聴くことが多い。
ただこれだと、自宅の書斎意外で音楽をスピーカーで聴けないし、書斎でもわざわざ音楽を聴くためにPCを起動するのがおっくうなときもある。
そこで今回試してみたいのが、プリンストンから発売中のBluetoothオーディオレシーバー「PTM-BTR2」だ。手持ちのオーディオ機器の外部入力端子を利用してBluetooth対応にするという製品で、早い話がいまあるスピーカーをワイヤレス化してしまうというもの。
これを使えば、PCを起動しなくてもiPodの音楽を再生できるし、手頃なスピーカーを別途用意すればキッチンやリビングでも手軽に音楽を楽しめるのではというもくろみだ。
BluetoothオーディオレシーバーPTM-BTR2
PTM-BTR2は、aptXというコーデックに対応しているBluetoothオーディオレシーバー。Bluetoothで音楽データをやりとりする場合、圧縮して伝送されるのだが、aptXではこのときの圧縮率がすくなく、高音質な音を楽しめるというもの。また音の遅延も少ない。
aptXは、主にAndroidスマートフォンで採用されていることが多い。もちろん本製品は、Bluetooth機器なら必ず対応しているSBCというコーデックも利用可能なので、iPhoneでの利用もできる。
PTM-BTR2とスピーカーの接続は、S/PDIF(光角型)、もしくは3.5mmステレオミニジャックで行う仕組み。接続ケーブルはスピーカーに付属しているものを利用するか、別途用意しよう。
本体サイズは幅64×奥行き22×高さ52mmで、重さは36gと小ぶり。専用スタンドが付属していて縦置きもできるため、スッキリと収納できる。給電は付属のUSB充電ケーブルで行い、USBケーブルの接続先はPCでも、スマートフォンなどに付属しているコンセントをUSBに変換する充電アダプターでもいい。