周辺機器でここ近年の変化のひとつとして、既存の家電と音楽の融合がある。分かりやすいものとしては、電球とスピーカーが融合した製品だ。
電源供給はソケットから、接続はBluetoothといったもので、操作はスマホから行なう。リモコン感覚で音楽再生でだけでなく、ライトのオン/オフなどもできる。
まだ製品数は少ないが、その中でもソニーの「LED電球スピーカー」は順調に進化を続けている。今回はその最新モデル「LSPX-103E26」をチェックしてみよう。5月下旬に発売されたばかりのモデルで、実売価格は2万5000円前後だ。
第2世代になって中身が進化
外観は第1世代の「LSPX-100E26J」から大きくは変更されていない。先端部に40mmダイナミックスピーカーがあり、側面部に発光部分がある。光源はLED。
ソケットはE26口金になっており、既存環境への組み込みは容易だ。サイズは直径約61mm×116mm。ただし、浴室や調光器具では利用できないほか、密閉式にも対応していないため、ライト用のケースも使用できない。
明るさは500ルーメンと高くなっている。これは乳白色の拡散グローブを採用が大きく、また先端部にあるスピーカーの影の抑制にも成功している。先端部は気持ち光量が落ちているが、体感ではほとんど気がつかないだろう。
操作は付属のリモコン、もしくは同社のスマホ用アプリ「SongPal」を使用する。上記では調光器具は使用できないと記しているが、リモコンもしくはアプリ側から32段階の調光に対応している。
また後述しているように、192色からLEDカラーも選択可能になっており、用途の先が広がっているのも進化点だ。