インフラが十分な日本だからこそ
アメリカとは異なる視点の新サービスが生み出せる?
■なにかと不便な米国だからこそ賞賛される「体験の不確実性の是正」は、本当にやりたいこと?
(http://ascii.jp/elem/000/001/188/1188000/)
日本ではあまりにも当たり前すぎて気づかないようなことが、米国では当たり前じゃなかった。しかし、そうした問題を解決すると、賞賛されるスタートアップやサービスの誕生です。たとえばUberは、ライドシェアのアイディアで移動の不自由を排除できるようにしています。
●ASCII編集部オカモトのコメント
日本から米西海岸に移住した松村太郎さんのコラム。各種インフラが整備されており、なによりそれが“キチンと動く”日本の生活に慣れていると、アメリカは不便なことが多いとのこと。固定のネット回線は遅く、しかもNetflix渋滞が発生。夏に気温が上がると停電の可能性を考えねばならず、移動には自動車が必要で当然渋滞もある。不便なことが多いからこそ、それを改善する新しいウェブサービスが次々生まれるし、生み出した人間は賞賛される。逆に言えばそんな不便が少ない日本からは、生活の不便さを解消するということにとらわれず、もっと大きな変化を発生させるサービスが生み出される可能性があるとします。また、海外より少し先の未来で求められることを思いつけるのが、日本ということなのかもしれません。