東芝dynabook、個人向けPCも自社開発を採用した
こだわりのPCで生き残りをかける
■東芝がノートPC2016年秋モデル発表、ODM廃止し完全自社設計・製造に
（http://ascii.jp/elem/000/001/188/1188768/）
東芝クライアントソリューションは7月12日、ノートパソコンの2016年秋モデルを発表した。コンシューマー向けパソコンで今までと大きく異なるのが、設計・製造の部分。従来コンシューマー向けのパソコンの一部は、設計・製造をODMに委託していたが、今後はODMへの委託を廃止し、すべてを中国の杭州にある東芝情報機器杭州社で行なう。
dynabook T75/A
●ASCII編集部オカモトのコメント
富士通／VAIOとの国内PCメーカー再編が白紙になったという報道もある東芝。従来はODM（Original Design Manufacturing）を活用してシェアを維持してきたところ、個人向けPCについても中国・杭州にある自社部隊で設計・製造を行ない、高品質なPCを提供していくとのことだ。ここしばらくはガジェットマニアが好むタイプの製品はあまり無かった東芝のノートPCだが、HPやデルといったライバルメーカーも個人向けに個性を持った魅力的なPCを発売するようになってきただけに今後に期待である。
