HUAWEI P9を手に街に出るぞ!
カメラで風景を撮るもよし、ポケモンGOで楽しむも良し
カメラの性能を確認するには、実際に撮影してみないと始まらない。というわけで、今回は鎌倉と横浜を中心に出掛けて撮影をしてみた。以下がその作例である。
P9で撮影していると、自分の目で見ている現実の風景よりも印象的な風景写真が撮れて、単純に楽しい。また、撮りたいと思った対象物にカメラを向けるとピタッとAFが決まるのも心地よかった。なんだか、自分の撮影テクが上がってしまったかのように感じてしまうから、不思議なものだ。
さらに実際に使ってみて便利に感じたのは、本体背面の指紋センサー長押しでシャッターを切る機能だ。自然な体勢でシャッター操作ができるため、ボタン操作や画面タッチと比べて手ブレの可能性が減り、特にセルフィーの際に重宝するだろう。
ちなみに、外に出たついでに今話題のゲーム「ポケモンGO」も楽しんでみたが、CPU性能が高い本機なので、当然のように快適にプレイできた。P9ではARモードも含めて、問題なく動作した。外出時はダブルで楽しんでみてはいかがだろうか。
カメラ以外の性能ももちろん強力
指紋センサーにキャリアアグリゲーション対応も
ここまでP9のカメラについて紹介してきたが、スマホとしての実力についてもあらためて触れていこう。
まず注目したいのは、いまやスマホには欠かせない装備となっている指紋センサー。P9は本体背面に、指紋の3D情報まで認識する高性能な指紋センサーを搭載している。
この指紋センサーは、実際に使うとその認識精度とスピードに驚かされる。センサー上に360度どんな向きで指を置いても、しっかりと認識してくれるのも快適だ。また、指紋センサーをタッチパッドのようにして端末の各種操作に利用するファーウェイ端末ではおなじみの機能も用意されている。
使用感の快適さにつながるスペックも充実している。CPUには、64bit対応のオクタコアCPU「HUAWEI Kirin 955」(2.5GHz+1.8GHz)を採用。高性能4コアと省電力4コアの組み合わせによって、性能と省電力性の両立を図っている。
また、薄さ約6.95mmというサイズながら、バッテリーは3000mAhと大容量。ディスプレーは2.5Dラウンドエッジ加工がなされた5.2型のフルHD(1080×1920ドット)液晶で、屋外の太陽光の下でも見やすい表示が特徴だ。
デザインについては、メタルユニボディーの本体が高級感を醸し出している。角の部分は丸みを帯びていて柔らかな印象なのだが、全体としてはスタイリッシュな雰囲気に仕上がっていて、そのバランスが絶妙だ。
ネットワーク面では、LTEのキャリアアグリゲーションに対応(ドコモ網/ソフトバンク網とも対応)しており、通信速度は下り最大262.5Mbpsに対応している。対応周波数も多いため、国内での利用時はもちろん、海外旅行時にも心強い。
カメラだけでなく、CPUの処理性能、デザイン、ネットワーク対応など、SIMフリースマホの中では最上位クラスのプレミアムモデルだということをあらためて確認できた。
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HUAWEI P9は、公式オンラインストア「ファーウェイ・オンラインストア」のほか、家電量販店やECサイトなどで発売中。市場予想価格は税抜5万9800円。カラバリは今回試用したチタニウムグレーのほか、ミスティックシルバーも用意されている。
ファーウェイ「HUAWEI P9」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.2型液晶 |
画面解像度 | 1920×1080ドット |
サイズ | 約70.9×145×6.95mm |
重量 | 約144g |
CPU | HUAWEI Kirin 955 2.5GHz+1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
対応ネットワーク | LTE:1/2/3/4/5/7/12/ 17/19/20/26/28/38/39/40 W-CDMA:1/2/4/6/5/8/19 4バンドGSM |
OS | Android 6.0(EMUI 4.1) |
カメラ画素数 | リア:1200万画素×2 /イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
SIM形状 | nanoSIM |
カラバリ | ミスティックシルバー、チタニウムグレー |
市場予想価格(税抜) | 5万9800円 |