7月22日、ポケモンGOがリリースされたので、翌月曜日の25日にウランバートルに飛び、モンゴルの大平原にポケモンを捕まえに行ってきた。というのは半分冗談で、元々本連載で、モンゴルのインターネット事情を取り上げるべく予定していたのだ。今回は、モンゴルのインターネット状況のレポートと、タイトル通りモンゴルでポケモンを捕まえる技を紹介しよう。
モンゴルでWiMAXのレンタルルーターでネットする
筆者もポケモンGOのスタートと同時にプレイし始めたクチだ。とは言え、ポケモン世代ではないし、歩くことも少ないので、のんびりプレイししている。リリース直後の7月25日からウランバートルに視察に行くことになっていたので、どうせならとポケモンをゲットしてみようと考えた。
何はともあれまず必要なのは、ネット回線。モンゴルは発展途上国ではあるものの、2011年から携帯電話普及率は100%を越えており、みんなスマホをいじっている。ウランバートルではなんとWiMAXも展開済み。と言うことで今回は、WiMAX対応のモバイルルーターをレンタルすることにした。
レンタルしたのは「グローバルWiFi」。2013年からMobicomが提供しているWiMAXサービスを利用している。本体のレンタル料金は1270円/日と格安なのがうれしいところ。スマホの海外パケット定額サービスだと3000円/日くらいかかるので半額以下で済む。筆者の場合は複数端末で利用するので、テザリングよりもモバイルルーターのほうが便利ということもある。
レンタル時にオススメしたいのが「マルチ変換電源プラグ」。コンセントの形状が異なる国に行く場合は必須のアイテムだ。安いので自分で買ってもいいのだが、モバイルルーターと一緒にレンタルした方が確実だし、手間もかからない。また、壊したときの保証プランにも入っておいた方がいい。一番安い保証プランでもいいので入っておくと安心だ。海外だと盗まれる可能性もあるし、ビーチなどで濡らしてしまうこともある。
レンタル端末の受け取りと返却は、当日空港でOK。何らかの理由で当日カウンターに行けないなら、宅配便を利用する手もある。当日、成田空港の4階にあるカウンターで名前を言ったら、すぐにルーターが入ったパッケージを渡してくれた。時間もかからないのでとても楽だ。受け渡しの際、通信容量は1日250MBまで、と言われる。ちょっと少なく感じたので、大容量プランにしてくれ、と言ったのだが、モンゴルのWiMAXプランでは用意していないという。ちょっと不安に感じながらも、ルーターを無事ゲット。出国まで、カフェで時間をつぶすことに。