スタジオポートレート撮影などに用いる大判フィルムの時代も終了に
■富士フイルム、4×5、8×10カラーネガフィルム販売終了
(http://ascii.jp/elem/000/001/205/1205396/)
富士フイルムイメージングシステムズは7月29日、カラーネガフィルムの一部製品の販売を終了すると発表した。需要の低下にともない継続的な販売ができなくなったとのこと。大判カメラ用の4×5サイズ「フジカラー PRO 160 NS 4×5 (20枚入)」と8×10サイズ「フジカラー PRO 160 NS 8×10 (20枚入)」は2016年8月には販売終了となり、代替となる大判のフィルム商品がなくなる。
●ASCII編集部オカモトのコメント
需要が縮小し続ける写真フィルム。今度は富士フイルムが4×5/8×10といった大判のカラーネガフィルムの販売終了を発表しました。実際にはリバーサルはまだ残るのと、コダックからは購入可能とのことなのですが、やっぱり寂しい感じは否めません。ちなみに当方、それなりの年齢なので、某雑誌編集部に入ってすぐの頃はぎりぎりフィルムカメラを使ってましたし(貴重な取材での写真なのに、どうなっているか現像するまでわからないあの恐怖!)、カメラマンにブツ撮りしてもらったフィルムをダッシュでプロラボに持ち込んだこともあります。そんな思い出もある新宿のクリエイトさんもこの8月で閉店だとか(http://www.prolab-create.jp/storelist/)。寂しいですね……。