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【8/8のニュース】Viberが国内通話10分まで無料、東芝の白物家電戦略

文●オカモト/ASCII編集部

2016年08月08日 23時00分

東芝ブランドの40年間維持と事業体制が継続されることを強調

「ブランドは継続」東芝が白物家電事業の新体制を解説
http://ascii.jp/elem/000/001/208/1208370/

 東芝グループで白物家電の製造開発を行なう東芝ライフスタイルが8月8日に開催した記者説明会には、同社取締役社長の石渡敏郎氏が登壇。石渡社長が7月1日付けで新体制に移行した同社の事業体制を語った。新体制では、白物事業にMidea(マイディア)グループが80.1%出資する戦略的パートナーシップを締結し、東芝は19.9%出資。映像事業は東芝ライフスタイルから切り離され、東芝が100%出資する東芝映像ソリューションが手がける。

新体制では中国のマイディアグループが80.1%を出資する

●ASCII編集部オカモトのコメント

 赤字事業の切り離しと再構築が進む東芝。白物家電事業の東芝ライフスタイルは、中国の美的集団(Midea:マイディアグループ)が80.1%を出資することで傘下に入ることになりました。ただのブランド貸しではなく、日本での自主経営を認めるほか、品質基準やサポートを東芝ライフスタイルが維持・管理することで日本の消費者も安心して利用できるという点を強調しています。また、マイディアグループとは、1993年からエアコンでの技術協力など、提携の積み重ねがあったとのこと。マイディアグループ側のリソースを活用して、世界に打って出るといった発言もあったようなので、今後に期待したいところです。

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