動画再生中のPCの温度を3度下げられる
ノートPCクーラーの上面にはステータス表示用の小さな液晶ディスプレーと、4つのボタンキーが配置されている。
ノートPCクーラーには、温度によって自動的にファンが回転して温度を下げる「AUTOモード」と、ユーザーが自身の判断でファンのオン/オフや強弱をコントロールする「マニュアルモード」の2モードが提供されている。
いずれにせよ、現在温度とともに、現在の選択モードやファンの強弱は液晶画面上に文字やアイコンで明示的に表示されるのでユーザーが混乱することはまずないだろう。
T字型に並んだ4つのボタンは、アイコンからもわかるように中央下が電源オン/オフボタン、ユーザーの長押しでオン/オフが可能となっている。
中央上の「A/M」ボタンはオートモードとマニュアルモードの切り替えトグルスイッチ。左右の「F+」「F-」のボタンは、マニュアルモードの時にファンの回転数を5段階で調整する風量調整ボタンだ。
室温が27度ちょうどくらいのエアコンの効いた部屋でも、Youtubeなどで連続して動画を見ているとアッという間にノートPCクーラーの表示温度は35度を超えてしまう。オートモードに設定していると、だいたい35度を超えると自動的にファンが回転してノートPCクーラーが動きはじめるようだ。
また、マニュアルモードに設定を切り替えて、強制的にファンを回転し続けると、動画再生中でも、温度はすぐに32度近辺まで低下させることができた。それほど期待することもなく、もの珍しさだけで購入したガジェットアイテムだが、ノートPCクーラーの効果は目に見えて分るという結論だ。
実はモバイルPCではなくスマホを冷却したい!
筆者が昨今一番冷却が必要だと思い続けて悩んでいるモノは、実はモバイルPCではなく、プアマンズVR再生を頻繁に行なっているスマホの冷却問題だ。
普段はケーキ屋さんで持ち運び時間を多少大袈裟に言って余分にもらった保冷剤を使っているが、このノートPCクーラーが上手くマッチングすれば飛ぶように売れるのではないか!? と思っている次第だ。
さて、姿カタチは極めてグロで興味深いノートPCクーラー、効果は分かるが必要性があるのかないのか、その辺りは気にかかるが、そんなことは考えることもなく速攻で衝動買いしてしまう怪しさは最高のガジェットだ。
価格も安いので、この夏のガジェットとしてはマストバイかもしれない。
今回の衝動買い
アイテム:熱排出ファン搭載 ノートPCクーラー
価格:上海問屋にて1499円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。