音声やタイマーによるコントロールも可能
今回は、MaBeeeを1本だけ使ったミニ懐中電灯でこの実験をやってみたが、極めて上手くいった。
「かたむき」「ふる」と同様に、MaBeeeの出力コントロールは、発話でスタートする「こえ」や、タイマースタート&ストップ「とけい」、スマホとMaBeee間の距離によってコントロールできる「でんぱ」、そして複数台のMaBeeeを画面で並列的に眺めながら、任意のMaBeeeを動作させる「ればー」などを組み合わせて楽しい活用することが可能だ。
使い方は分かったけど、使用用途は!?
世の中の基本的なエネルギー基盤にもなっている乾電池。その乾電池をスマホで出力コントロールできるように変革したMaBeee。乾電池で動作する既存のプラモデルや懐中電灯、歯ブラシなどではなく、もっと画期的な使い方がありそうだ。
しかし、今のところ、残念ながら筆者の昭和な頭ではなかなか面白いことが思いつかない。
まずは“乾電池を使用した既成の商品ありき”で考えるのがいいのか、“スマホから出力コントロールできる新しい標準規格サイズのバッテリー”が生まれたことからスタートした方がいいのか。簡単なようで難しいMaBeeeの新しくて面白い使い道を考えてみたい……。
今回の衝動買い
アイテム:MaBeee
価格:アマゾンにて4725円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。