Twitterのようにほかのユーザーとつながろう
「フィード」タブでは、ウイスキー関連の情報をチェックできる「キュレーション」と自分やメンバーの投稿が表示される「タイムライン」、フォローしている相手の投稿が表示される「フォロー」の3つを利用できる。
タイムラインには、ほかのユーザーが飲んだおいしそうなウイスキーがずらずらと表示され、どんどん追加されていく。コメントや点数を付けていなかい人も多いが、がっつり評価している人もいる。
気になるユーザーがいたら、アイコンをタップしてみよう。その人のページが開き、飲んだウイスキーやその人のお気に入りなどを一覧できる。もし、その人に興味が出たなら「フォローする」をタップしよう。その人の今後の投稿を見逃さず閲覧できるようになる。また、いいね!したり、コメントを書き込むことも可能。このあたりは、ほかのSNSと同じなので迷うことはないだろう。
なお、今回新しいアカウントで2本だけ投稿して作業していたところ、すぐに14のいいね!が付き、数人にフォローされた。なかなかアクティブなユーザーさんが多いようだ。
飲みたいウイスキーの情報をチェックできるのに驚き
初見のボトラーズウイスキーを出されたとき、通常は頼れるのはバーテンダーだけ。ネットで検索しても、リリースされたばかりのボトラーズの感想などは見つかりにくい。フェイスブックなどには投稿されているのだが、キーワード検索ができないので見つからない。ということで、片っ端から飲むしかないのが普通だが、「HIDEOUT CLUB」なら見つけられる可能性がある。
中には「ゴードン&マクファイル社レアヴィンテージ スミス グレンリベット1961」といったレアものは情報は見つかるが評価が投稿されていないし、「アードベッグ 1972」とかは情報さえ見つからないウイスキーもあるが、そこはまぁ逆に胸を張ってボトル名を入力すればいいだろう。
以上が「HIDEOUT CLUB」の説明書となる。ウイスキーマニア向けアプリというだけで筆者にとっては神アプリだ。同好の士であれば、文句なしにお勧めしたい。やっぱり、正確なウイスキー名を手軽に入力できるのがいい。レアウイスキーの情報を閲覧できるのも便利。メンバーが飲んでいるお酒を見るだけでも幸せになる。今後もどんどん改良していっていただきたい。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。著書に著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴし、ウイスキーを飲み歩いている。好きが高じて、2011年に「原価BAR」を共同設立。現在は五反田・赤坂見附・銀座で営業中。現在は、酒販免許を取得し、自分のボトラーブランド「Tourbillon」の設立中で、世界各地からウイスキーを買い付け中。