猫撮影にもってこい! デュアルカメラの使いどころ
こちらはとある喫茶店の前につながれてた猫。ランチタイムでお客さんが多いから外に出されているのかもしれない。
なかなかじっとしててくれなかったが、望遠側でピントが合った瞬間にさくっと撮影。動作は速いのでけっこう快適、しかも正確に撮れる。
デュアルカメラが楽しいので望遠側でさらに猫を探す。
こちらはiPhone逆さ撮り。
地面にいる猫を正面からスクエアに捉えるには逆さに持って低い位置で撮るのが一番なのだ。
逆に広角側をあえて使うときもある。
猫自身にフォーカスしたいときは望遠側がいいし、背景ごと捕らえたいときは広角側がいい。
前ページ冒頭の写真、ただ屋根の上にいる猫がこちらをじろっと見てる姿を望遠側で捉えたものだが、ちょっと引いて広角側で撮ると、こんなところにいたんだってのも一緒に伝わる。
この冒頭の猫、実は稲荷の祠の上にいたのだ。
先週の続きのような神社仏閣猫なんだけど、まあ定番ってことで、雨交じりのどよんとした日には神社仏閣が似合うのである。
もうひとつ仏閣猫を。銅製地蔵菩薩と猫。お地蔵様の穏やかな顔の下にちょこんと座ってたのである。
こういうのは広角のまま撮りたい。
よって、デュアルカメラ最強である。
iPhone 7 Plusはデカすぎという人もいるが、写真を撮るならモニターがデカくて解像度が高い方が細かいところまでチェックできるし再生や編集時もいい。
ポケットにうまく収まらない、デカくて持ちづらい、片手操作できないといわれるけど、まあそういう不便さを補って余りあるかなと思っております。
iPhone 7になって画質がどうか……という話はもうちょっと天候に恵まれてからですな。よりによってこの週に曇天雨天にたたられるとは思わなかったですわ。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/