最近では逆に希少?
ワンセグアンテナにストラップホール
最後に外観の比較。arrows SVは最近ではあまり無いワンセグアンテナを上部右側から伸ばすことができる。上部左側にはイヤホンジャック。電源ボタンと音量ボタンは右側面、SIMとSDカードスロットは左側面にあり防水カバーで覆われている。底部にはキャップレスのmicroUSB端子、さらに右側にはストラップホールがある。
AQUOS Uも左側面上側から背面にかけてストラップホールを用意。右側面に細い電源ボタンと音量ボタンがある。ただボタン部分がしっかり盛り上がっており、特段押しにくくはない。上部左側にイヤホンジャック、左側面の防水キャップ下にSDカード、SIMスロット。底部にはキャップレスのmicroUSB端子。さらに深い穴があり、大きなストラップホールのようなものがあるが、これはスピーカーだ。
DIGNO Fにはストラップホールは無い。右側面に電源ボタンと音量ボタン、上にイヤホンジャック、底部にキャップレスのmicroUSB端子。本機はリアカバーが外れるのが最近では珍しい。その下にさらに防水カバーに覆われたSDカード、SIMスロットがある。
AQUOS Uがとりあえず1勝
arrows SVとDIGNO Fの今後は?
3機種ともスペック重視の端末ではないが、AQUOS Uに関してはスペックを求めるユーザーでもギリギリ視野に入ってきそう。価格重視の人でもキャリアのスマホと考えれば、安価な部類に入るはずだ。
arrows SVは防水・防塵、タフさでリードしたものの、他機種と比較して決定的な差ではない。しかしワンセグアンテナがあることもあって、緊急時を考えると心強い。逆にDIGNO Fはスペック、料金でやや見劣りするが、あとは普段使いでどうなるだろうか。
今回だけを見るとAQUOS Uが有利にも感じるが、実際に使ってみると意外と差がない、なんてこともあるのがこの連載。次回以降をお楽しみに。