台風一過の残暑な日、久しぶりに雨の心配せず猫散歩へと出かける。
最近はiPhone 7 Plusばかり使っていたので、たまにはクオリティー重視でってことでシグマの「sd Quattro」に50-100mm F1.8というズームレンズを装着。
このレンズ、2倍ズームでしかないのだけど、F1.8と明るくて描写力がすごく高いのだ。その代わり……重いんだけど、そこはしょうがない。
行き先は、たまたまちょっと用事があった猫が多いので有名な街。
訪れたのは1年半ぶりなんだが以前ほど猫に出会えない。
近くで店を営んでいる人に聞いてみると、以前ほどは猫を見かけなくなったそうな。
その話を聞いて肩の力が抜けたのがよかったか、のんびりぽかぽか寝てる猫とその前でしゃがみこんで写真を撮ってる人を発見(冒頭写真)。
減ったけれどもいなくなったわけじゃないのだ。
首輪をつけているので、地域猫ではなく外へ遊びに出た飼い猫といったところだろう。おとなしく寝てる。
けっこう観光客に見つかってスマホを向けられているのだけど気にしないあたりさすが。
その様子をじーっと見つめてる猫あり。
冒頭写真、背景が大きくボケているんだけど、その右上にモヤっとしてるのがわかるだろうか。
そこにもいたのである。
お、おれにも気づいたなって顔がいい。じっと観察されてたのだ。このレンズ、望遠でしかも明るいので顔にだけピシッとピントが合い、背景がボワっとボケて表情がより際立つ。
でも寄ってばかりだとどんなとこに猫がいたのかわからないよねってことで、少し引いてパシャリ。
そう、坂の上、一番高いところにいたのだ。その奥がぐぐっと急に下がっているのがわかるかと思う。
坂の上の猫。