10月21日にキングジムからデジタルメモガジェット「ポメラ」の最新モデルが発売される。新たに登場する「DM200」は、Wi-Fi機能を搭載しているのがウリ。今回は、ブログや原稿、小説などの執筆に新ポメラを活用する技を紹介しよう。
文章入力専門のデジタルガジェット「ポメラ」の新モデル
「ポメラ」はデジタルメモガジェットとして、2008年に登場。テキスト入力専用という尖ったコンセプトで話題を集め、これまでの累計販売台数は30万台を越えている人気製品だ。画面はモノクロでテキスト入力以外はできないのが特徴で、ネットにもつながらなかった。2010年まではキーボードが展開するバタフライ方式を採用していたが、2011年に発売された「DM100」はストレートタイプになっている。今回発売される「DM200」はこの後継機種となる。
文章作成に集中するためのデバイスで、端末を開けば数秒で入力できるようになる。このレスポンスはノートPCより優れているところ。ディスプレーは7型ワイドTFT液晶。前モデルと比べて40%大きくなり、バックライトも搭載しているので暗い場所でも作業できる。解像度は1024×600ドットだ。
「DM200」のボディーカラーはブラックのみ。ちょっとマットな手触りで、質感も悪くない。本体サイズは、幅263×奥行き120×高さ18mm、重量は580gとコンパクト。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約18時間の利用が可能。充電時間は5時間だ。microUSB端子を備えており、5V1A以上の出力を持つモバイルバッテリーから充電することもできる。本体メモリは128MBで、記録メディアとして最大32GBのSDHCカードに対応する。