USBポートが世界共通の給電ポートになって久しく、いまでは大半のデジタルガジェットはUSB経由での充電に対応している。
その上位互換であるUSB Type-Cは、Power Deliveryで最大100Wまで対応と、電源としての有用性を高めようとしているが、いましばらくは従来のUSBポートが主流だろう。
ということで、今回はタブレットスタンドとUSBポート付き電源タップであるプリンストン「Unitap 4ポートUSB給電機能付OAタップ」だ。直販価格は3980円だ。
スタンド用の凹みがある電源タップ
Unitap 4ポートUSB給電機能付OAは、四角形の電源タップにタブレットを自立させるための凹みがあるビジュアルだ。
サイズは幅133×奥行き133×高さ37mmで、平面で見るとCDケースほどの設置スペース。やや大きめのサイズであるのには電源を内蔵しているからと思われる。
ケーブル長は約1.7mと十分にあり、少し離れたところから電源を取っても卓上に配置できるし、本体自体を動かす前提で30~40cmのマージンを確保しても、配線はしやすいハズだ。
出力を見てみよう。AC出力は2ポートあり、最大1500Wにまで対応。AC端子は隣接しているため、大型のACアダプターの場合は干渉しやすく、もう少し、端子間にスペースを用意されているとより使いやすい製品になるのではないだろうか。この点だけが今回、気になった部分だったりする。
USBは4ポートあり、各ポート2.1A出力まで対応し、合計4.8Aの出力まで可能。急速充電にも対応しているが、接続された端末の識別機能はないようで、ポートには「Apple」とプリントされており、iOSデバイスの充電用のポートが用意されている。
また、保護機能には過電流保護、過電圧保護、過温度保護、過負荷保護の4つがあるのもポイントだ。