ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー

タブレットスタンドとUSBポート付き電源タップの発想って地味に便利! (1/2)

文●織野至

2016年10月19日 12時00分

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プリンストン「Unitap 4ポートUSB給電機能付OAタップ」。カラバリはホワイトとブラック。2014年発売のロングセラーでもある

プリンストン「Unitap 4ポートUSB給電機能付OAタップ」。カラバリはホワイトとブラック。2014年発売のロングセラーでもある

 USBポートが世界共通の給電ポートになって久しく、いまでは大半のデジタルガジェットはUSB経由での充電に対応している。

 その上位互換であるUSB Type-Cは、Power Deliveryで最大100Wまで対応と、電源としての有用性を高めようとしているが、いましばらくは従来のUSBポートが主流だろう。

 ということで、今回はタブレットスタンドとUSBポート付き電源タップであるプリンストン「Unitap 4ポートUSB給電機能付OAタップ」だ。直販価格は3980円だ。

スタンド用の凹みがある電源タップ

本体。凹んでいる部分がスタンドになる

本体。凹んでいる部分がスタンドになる

 Unitap 4ポートUSB給電機能付OAは、四角形の電源タップにタブレットを自立させるための凹みがあるビジュアルだ。

 サイズは幅133×奥行き133×高さ37mmで、平面で見るとCDケースほどの設置スペース。やや大きめのサイズであるのには電源を内蔵しているからと思われる。

 ケーブル長は約1.7mと十分にあり、少し離れたところから電源を取っても卓上に配置できるし、本体自体を動かす前提で30~40cmのマージンを確保しても、配線はしやすいハズだ。

AC出力×2も搭載。ケーブル一体型のACアダプターでも充電できる

AC出力×2も搭載。ケーブル一体型のACアダプターでも充電できる

 出力を見てみよう。AC出力は2ポートあり、最大1500Wにまで対応。AC端子は隣接しているため、大型のACアダプターの場合は干渉しやすく、もう少し、端子間にスペースを用意されているとより使いやすい製品になるのではないだろうか。この点だけが今回、気になった部分だったりする。

USBポート×4。AppleとプリントされているポートにiOSデバイスを接続すると急速充電される。無印のポートはAndroidなどの製品向け。iOSデバイス向けのポートにAndroidを接続しても1Aで充電は行なわれ、その逆のパターンでも同様

USBポート×4。AppleとプリントされているポートにiOSデバイスを接続すると急速充電される。無印のポートはAndroidなどの製品向け。iOSデバイス向けのポートにAndroidを接続しても1Aで充電は行なわれ、その逆のパターンでも同様

 USBは4ポートあり、各ポート2.1A出力まで対応し、合計4.8Aの出力まで可能。急速充電にも対応しているが、接続された端末の識別機能はないようで、ポートには「Apple」とプリントされており、iOSデバイスの充電用のポートが用意されている。

 また、保護機能には過電流保護、過電圧保護、過温度保護、過負荷保護の4つがあるのもポイントだ。

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