12月19日にアップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」が届いた。早速付けっぱなしで作業しているが、とても快適。やっぱりワイヤレスはラクだ。UI・UXもアップルらしく洗練されており、いい感じ。今回は発売されたばかりの「AirPods」を活用する技を紹介しよう。
ケーブルから解放されるのは想像以上に快適
2016年9月、アップルはワイヤレスイヤホン「AirPods」を発表した。ワイヤレスタイプのイヤホンで、これまでの「EarPods」からケーブルをなくしたような感じ。イヤーピースは同じサイズ・形状だ。Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンで、W1チップを搭載する。
パッケージには、充電ケースに収められた「AirPods」とLightningケーブルが入っている。充電ケースはキャリングケースとしても利用でき、もちろんAppleらしくシンプルでおしゃれ。フタはマグネットで背面にはBluetoothボタン、底面にはLightningコネクターを備える。充電ケースは軽いのだが、バッテリーを内蔵しており「AirPods」を充電できるのだ。
まずはペアリング。iPhoneのBluetoothをオンにした状態で、充電ケースのふたを開けると自動的に「AirPods」が検出されるので、「ロック解除して接続」もしくは「接続」をタップする。これで完了。さすがのスムーズさだ。
充電ケースから「AirPods」を取り出す。マグネットで付いているので、ケースを逆さにしても出てこない。摘まんで取り出そう。耳に装着したら、ペアリングが完了したことを示す電子音が鳴り、その後使えるようになる。音楽を再生したら、あっけなくイヤホンから音が流れた。
ちなみに、このペアリング操作はiCloudで同期される。つまりほかのAppleデバイスではすでにペアリング済みの状態になっているので、シームレスに利用できる。これもApple製品らしいスマートさと言える。ただし、デバイスによってはペアリング操作を求められることもあった。
価格は1万6800円(税別)で、「EarPods」の3200円(税別)と比べると高く感じるが、左右のイヤーピースが分かれている独立タイプのワイヤレスイヤホンとしては安い部類だ。