Wi-Fiアクセス権付きの格安SIMもある
一方、格安SIMでも無料でWi-Fiサービスが使えるものがある。たとえば「OCN モバイル ONE」では、スターバックス、タリーズ、プロント、ロッテリア、セブンイレブン、ローソン、イトーヨーカドーのWi-Fiスポットなど、無料で使える場所が8万2000ヵ所ある。
OCN モバイル ONEの速度切替や容量確認できるアプリから、利用設定やエリアの確認ができる。
「Nifmo」ではBBモバイルポイントが利用可能。UQ mobileでは「Wi2 300 for UQ mobile」としてWi2 300やUQ mobileのエリアが利用できる。
さらに、ビックカメラで販売されるパッケージで加入したIIJmioなどの「BIC SIM」では、「Wi2 300」のエリアが利用可能。こちらはBBモバイルポイントやUQ Wi-Fiも含まれている。
また、BIGLOBEでは月間6GB以上のプランが対象だが、OCN モバイル ONEで対応するチェーン店のWi-Fiスポットに加えて、BBモバイルポイントやそのほかのアクセスポイントも利用可能。8万6000ヵ所で使えるとしている。
なお、このうち、PCでも利用可能なものはWi2 300など、さらに少なくなる。PCで使うためにWi-Fi利用を考えている場合は注意が必要だ。
これらの格安SIM利用者は、困ったときのためにも、Wi-Fi利用の設定や使い方を覚えておくといいだろう。
Wi-Fiの利用は事前に準備を
本来であれば、困ったときにWi-Fiに逃げなくても済むように、アプリのバージョンアップや動画を見るときはWi-Fiエリアに限定するなど、計画的な容量管理をしておくことをおすすめしたい。
また、アプリのダウンロードや設定のほか、事前登録が必要で、IDとパスワードを取得しておく必要があるものもある。Wi-Fiが必要になる前に、事前に準備をしておくことを強くおすすめしておきたい。