人によっては自宅用のキーボードにもなる
対応するOSは、Android 4.1以降、iOS 6.0以降、Windows 8.1以降となっている。使用する場合は付属のクリアパーツを採用した専用ケースから取り出し、開くだけで電源がオンになるため、初回、ペアリング以降は開くだけで使用可能になると楽だ。
また、本体両端にはマグネットがあり、ケースがなくても持ち運びしやすく配慮されている。
専用ケースにはスタンド機能があり、スマホやタブレットを立てかけることができる。スタンド部分は引き出せるため、ある程度の角度調整が可能であり、筆者手持ちのタブレットでチェックした限りでは、9.8インチまで問題なし。
10.1インチ以降はバランスに気をつかう必要アリだったが、スマホや小画面タブレットならスタンドを別途用意する必要がないのはありがたい。
打鍵感としては、デスクトップ向けキーボードにあるキーストロークが浅いものに近い。本体中央部に空間があるため、そこに慣れるまでは違和感を感じやすいだろう。
といっても、冒頭の文章を記している間に慣れたので、大半の人はいつものキーボードよりも幅広くらいな感じで慣れることができるハズだ。
また、デスクトップ向けのエルゴノミクス配列キーボードを愛用しているのであれば、あまり違和感を感じず、打鍵できるのではないだろうか。
モリモリとここまで記事を書いてみたが、キーレイアウト的に気になる人は気になりそうなのは、Deleteキーの位置だろう。
英語配列キーボードに慣れている場合は、Enterキーも含めて、よくある配列なので問題はなさそうだが、日本語キーボードばかりであれば、半角/全角キーの存在も含めて、慣れるまでにある程度の時間を必要としそうだ。
といったことからすると、出先である程度の長文を効率よく入力/編集したい場合や、グラフや表の作成をするケースもあるといった人向けになる。
デスクトップPC用として見ると、打鍵のしやすさがあるため、ホームサーバーのメンテナンス用にもいいだろう。
タブレットをよく持ち歩くのならまずチェック!
ノートPCを中心に持ち運ぶことが多いのであれば、本製品は不要に近い。どちらかといえば、スマホやタブレットを持ち運び、必要に応じて物理キーボードで入力することが多い、もしくは、ソフトウェアキーボードでの作業が辛いと感じている人にオススメしたい。
軽量でかつ折りたたみ時にジャマにならず、打鍵もしやすいとバランスのいいBluetoothキーボードだ。店頭で見かけたら、実際に入力してみて感触を試してほしい。