ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー

900gまで装備できる「3軸電動カメラスタビライザーPro」でヌメッとした動画を撮ろう! (2/2)

文●林 佑樹

2017年04月11日 12時00分

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とてもお手軽でヌメっとくるスタビ

 実際にテストした結果を見ていこう。まずモード切替には、4つのモードと水平反転機能がある。

 モードには、ロックモード、パンフォローモード、パン&チルトフォローモード、フルフォローモードがあり、ロックモードは操作に関係なく、カメラは正面を向いたまま。

 パンフォローモードは、パンのみカメラ追従、パン&チルトフォローモードは、パンとチルトのみにカメラ追従、フルフォローモードはすべての操作にカメラ追従となっている。

小便利な水平反転機能

小便利な水平反転機能

 また、水平反転機能は、グリップを上にした状態で使用できるというもので、ローアングルで撮りたい場合のもの。そして腰に優しい。

 さらに補助機能として手動での位置固定機能がある。向けたい方向に2秒固定すると、それを記憶してくれるというもので、ジョイススティックと合わせて使用すると、撮影の幅を拡げつつ、負担を減らしやすい。

こんな装備で動画を撮影してみた

こんな装備で動画を撮影してみた

 テストに使用した機材は、ソニーのフルサイズ一眼「α7」と「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」レンズ。マウントアダプターは「VM E-Close Focus Adapter」。

 上はテストの動画。3秒のところで電源をオンにしている。それからテキトーに持ったまま歩き、階段を登り、階段を駆け上がり、急停止してジョイスティックで操作といった流れ。

 終盤のブレは本体の録画ボタンを押したため生じているもの。

 サウンドをよく聴いてみると、ときおりブブブ……といった振動音が入り込んでいる。モーターへの負荷が高い場合に生じるもののようだ。走っている状態のシーンでよくわかるハズだ。

9万8000円でこの性能はステキ

 900gまでの耐荷重とジョイスティックによるカメラ操作、ローアングル対応の水平反転機能、8~10時間のバッテリー駆動とバランスのいい製品だ。

 動画撮影が多く、一眼レフやミラーレスをビデオカムとしても使うのであれば、本製品は役立つだろう。

 またスマホの場合はスマホ側の手ブレ補正も加わるため、よりヌメっとした絵も撮れると、動画寄りの人ほど出番の多さを期待できるものとなっている。

 人気商品になっており、原稿作成時点のステータスは予約中。サンコーレアモノショップをチェックしてほしい。

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