Yahoo Japan IDの連携サービス・アプリのアクセス権を確認する
日本国内では、Yahoo! Japan IDでのソーシャルログインも多い。Yahoo! Japan IDでログインした時に承認したアクセス権を個別にオフにすることはできない。不安なら、連携そのものを解除するしかない。
まずはアクセス権を確認してみよう。「Yahoo!」の「プライバシー設定」から「各アプリケーションでのデータ利用」の設定を開く。サービス名の下にある「同意内容」を開くと、承認したアクセス件を確認できる。隣の「無効にする」をタップすれば、即連係を解除できる。
Twitterの連携サービス・アプリのアクセス権を確認する
Twitterで連携しているアプリケーションはアプリからではアクセスできないので、SafariやChromeからモバイル版にログインする。「設定とプライバシー」の「アプリケーション」を開くと、連携しているサービス・アプリの一覧が表示される。「アクセス権」のところに、「読み取り専用」や「読み取りと書き込み」「ダイレクトメッセージ」といった項目があるので確認しよう。
サービス・アプリの連携を解除するには、その項目の「アクセス権を取り消す」をタップすればいい。即「アクセスが拒否されました」と表示されて解除できる。
Googleの連携サービス・アプリのアクセス権を確認する
Googleアカウントと連携しているサービス・アプリを確認するなら、「アカウントに接続されているアプリ」にアクセスする。それぞれのアプリのアクセス権を確認できる。
ただし、連係を解除するにはChromeブラウザーでアクセスする必要がある。iPhoneでSafariを使っている場合は、Chromeアプリを使うか、PCから操作しよう。PCであれば、Chrome以外のブラウザーでもOKだ。
LINEの連携サービス・アプリのアクセス権を確認する
国内ではLINEのソーシャルログインを採用するサービスも多い。こちらはLINEアプリの設定から「連携アプリ」を開き、確認・解除が可能だ。
時間のあるときでいいから、連携サービス・アプリの断捨離をしてみてはいかがだろうか。情報漏洩ルートが少なくなれば精神衛生上よいし、大規模漏洩事件が起きても慌てずに済む。アクセス権の承認時に適当に「はい」を押してしまう人は、定期的にチェックし、怪しい項目は外すようにしておくことをオススメする。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。