アスキースマホ総研・白書

16万円のAndroid内蔵プロジェクターや新型カメラ付きスマホ! Xperiaのいまがわかる (1/4)

文●ゆうこば君国泰将藤沢航

2017年07月05日 15時00分

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スマートフォンの次を狙う新しいXperia

「新たなコミュニケーションを提案する」をテーマに、いままでにない製品を展開している「Xperia スマートプロダクト」。'16年11月に第1弾である「Xperia Ear」、'17年6月にはAndroid内蔵プロジェクター「Xperia Touch」を発売した。どのメーカーも「スマホの次は何か」を模索している最中だが、ソニーモバイルの実験的な試みの製品群がこのスマートプロダクトだと言える。

 スマートプロダクトは製品としてリリースする前に、大型展示会などでコンセプトモデルを発表する。その時の会場やネットでの反響などを受け、機能や仕様だけではなく企画自体も見直している。

触れる超短焦点プロジェクター

「Xperia Touch G1109」
●ソニーモバイル
●発売中
●直販価格 16万1870円

 「Xperia Projector」という名前で'16年2月にスペイン・バルセロナで行なわれたMWC 2016で発表された。ソニーの小型超短焦点レンズと反射型液晶ディスプレーデバイス「SXRD」、小型レーザーエンジンを活用することで限られたスペースでも精細な映像を映し出せる。Androidを採用し、各種センサーを搭載しているため、単体でGoogle Playのアプリを利用できる。

壁やテーブルへの照射時は、10点マルチタッチが有効。Androidアプリを操作できる。

耳元でささやく個人向け秘書

「Xperia Ear XEA10」
●ソニーモバイル
●発売中
●直販価格 2万1470円

 Xperiaに限らずAndroidスマホとの接続が必須となる片耳デバイス。耳元のボタンを押すことでアシスタントが待機状態になり、音声で不在着信や次の予定の確認、ニュースのチェックなどが行なえる。また、LINEやTwitter、Facebook Messengerなどの通知の読み上げにも対応する。アシスタントの元の声を担当しているのは声優の寿美菜子さんだ。

プラグイン(1500円)をインストールすれば、アシスタントの声がソードアート・オンラインのヒロイン・アスナ(戸松遥さん)に変更できる

MWC 2017では、Xperia Earの両耳タイプのコンセプトモデルが発表された。耳の穴をふさがないオープンイヤー型を採用し、周囲の音にも配慮しながら利用することができる。また、LINEの人工知能プラットフォーム「Clova」との連携も発表されている

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