人気SIMフリースマホのスペック全紹介! 【2017年夏編】

3万円台でほぼフル機能と買い度大! 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルハイ編】 (3/4)

文●ドロイドさん(アスキースマホ総研

2017年08月14日 12時00分

NuAns NEOの第2弾はAndroidスマホ
防滴・防塵に加えて、おサイフケータイに対応!

 昨年、アクセサリーメーカーのトリニティからリリースされたオリジナルスマホ「NuAns NEO」。その第2弾モデルが、OSがAndroidになった「NuAns NEO [Reloaded]」だ。

外観や本体サイズにほとんど変化はないのに、ディスプレーは5.2型に大型化。前面下部には指紋センサーも用意されている

 注目点はOSの変更だけではない。防滴・防塵に加えて、SIMフリースマホとしては非常に貴重なおサイフケータイにも対応するのが、なによりもうれしい点。

SIMフリースマホでのおサイフケータイは、国内メーカー製端末で搭載例があったが、SIMフリースマホ専業メーカーでは初の対応となる

 また画面サイズが従来モデルの5型から5.2型に大型化したにも関わらず、基本デザインはそのまま受け継いでいる。上下に分かれていて、自由に取り替え可能なバックパネルは前モデルのものもそのまま流用可能。さらにコルク/デニム/ストーンといった素材の新パネルも追加されており、個性的なスマホに仕上げることができる。

本物のデニムを始め、個性的な素材を用いたパネルが新たに追加された

 主要スペックは、フルHD解像度の5.2型液晶(シャープ製)、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、ソニー製センサーの13メガカメラ(イン8メガ)、3450mAhバッテリー、Android 7.1など。VoLTEにも対応。価格は4万9800円とこのクラスとしてはやや高めだが、おサイフケータイ対応と独自デザインの魅力でカバーできそうだ。

ハイスペックなSIMフリースマホでは貴重な5型モデル!
ファーウェイ「HUAWEI nova」

 SIMフリースマホのハイスペックモデルは、海外の売れ線に合わせて5.2型以上の大型機が中心だが、「HUAWEI nova」は貴重な5型モデル。狭額縁との組み合わせで横幅は70mmを切る約69.1mmで、SIMフリースマホでコンパクトな端末を求める層には貴重な1台だ。

カラバリはファーウェイ製スマホの定番カラーであるミスティックシルバー、チタニウムグレーに加えて、ローズゴールドも

 性能ももちろん高く、フルHD解像度の5型液晶、Snapdragon 625(2GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージに加え、カメラはHUAWEI P9のRGBセンサーと同じ、12メガの大型センサー(イン8メガ)を搭載。このサイズで3020mAhという大容量バッテリーもうれしい。

5型というコンパクトサイズが最大の魅力

 ネットワークでは、2波のキャリアアグリゲーションやDSDS、au VoLTEにも対応している。OSは販売当初はAndroid 6.0だったが、早々にAndroid 7.0にアップデート。他のファーウェイのフラグシップ機と同じくEMUI 5.0の最新環境が利用でき、高速認識が特長のタッチ式指紋センサーについても同じだ。

 カラバリは幅広い層に受け入れられそうなミスティックシルバー、チタニウムグレーに加えて、ローズゴールドは華やかな印象だ。

ダブルカメラなどHUAWEI P9の魅力がほぼそのまま
楽天モバイルでオトクに入手したい、ファーウェイ「honor 8」

 本国ではネット直販向けの端末に用いられている「honor」ブランド。そのハイスペックな1台が「honor 8」だ。

5色のカラバリが用意される「honor 8」

 背面の2つのカメラやスペックからもわかるように、同社の「HUAWEI P9」との共通点が多い。違いとしては、カメラにLeicaロゴや一部機能が無い点、CPUの動作クロックがわずかに低い点、また背面にガラス素材が用いられている点くらい(P9はメタル)だ。逆にメモリーは4GBに増量されている。本機は楽天モバイルと公式オンラインストアでの限定販売。特に楽天モバイルではキャンペーン価格で提供されることも多く、2~3万円台ならかなりお買い得と言える。

 HUAWEI P9との違いでも取り上げた端末の背面は、ガラス素材の下にフィルムが15枚重ねになっており、光の角度で見え方が違ってくるのが個性的。そのほかのスペックはフルHD解像度の5.2型液晶、オクタコアのKirin 950(2.3GHz+1.8GHz)、4GBメモリー、32GBストレージなど。

背面は光の見え方がさまざまに変化する。側面はメタルでダイヤモンドカットが施されている

mobileASCII.jp TOPページへ