T教授の「戦略的衝動買い」

カーボン柄がカッコいい腕時計「G-STEEL CARBON EDITION」を衝動買い! (1/4)

文●T教授、撮影● T教授

2017年11月01日 12時00分

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カーボン素材の大好きな筆者が衝動買したのは、CASIO G-SHOCKの「G-STEEL CARBON EDITION」腕時計

カーボン素材の大好きな筆者が衝動買したのは、「CASIO G-SHOCK」シリーズの「G-STEEL CARBON EDITION」腕時計

 筆者は、昔に某社で関わっていたモバイルPCが採用している「カーボンファイバー」(炭素繊維)や「CFRP」(炭素繊維強化プラスチック)といった素材が大好きだ。

 CFRPとはCarbon Fiber Reinforced Plasticsの略称であり、一般的には「炭素繊維強化プラスチック」と呼ばれている。

 アクリル繊維を1000度もの高温で焼き、炭化させた繊維がカーボンファイバー。そしてこの繊維を織って作られた生地が「カーボンクロス」。カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材がCFRPだ。

 一般的に強度自慢のモバイルPCに用いられるのは、このCFRPだ。CFRPは鉄と比較しても引張強度が約10倍。そして、その比重は鉄の約4分の1、アルミやガラス繊維よりも超軽量なプラスチックなのだ。

 そんな憧れの素材を腕時計のベゼルに採用した腕時計がカシオから登場した。

Bluetooth搭載のタフ腕時計
カシオ「G-STEEL」

カシオは、カジュアルでストリートなG-SHOCKにもさまざまなモデルを展開し、市場を拡大している。右端は同じG-STEELモデルのソーラー電波モデル(スマホ連携なし)

カシオは、カジュアルでストリートなG-SHOCKにもさまざまなモデルを展開し、市場を拡大している。右端は同じG-STEELモデルのソーラー電波モデル(スマホ連携なし)

 世界中に熱心なユーザーのいるカシオの腕時計には、代表的な「G-SHOCK」タフウォッチや女性用の小振りな「BABY-G」、ビジネスシーンでも使えるエレガンス系の「OCEANUS」や「EDIFECE」、アウトドアやアスリート向けの「PRO TREK」や「PHYS」、正確が命の電波時計系「wave cepter」などがある。

 今回、筆者が衝動買いした「G-STEEL」と呼ばれる腕時計は、G-SHOCKのセグメントに属するタフな製品。ただし、Bluetoothでスマホと連携することで、操作性の向上と正確性を実現した最新の腕時計だ。

カシオは特殊な高級モデル以外はほぼおなじ紙パッケージだ

カシオは特殊な高級モデル以外はほぼおなじ紙パッケージだ

G-STEEL CARBON EDITION(左:樹脂製のベルト)と以前、筆者が買ったG-STEELソーラー電波腕時計(右)合成皮革のレザーイメージのベルトがグッドです

G-STEEL CARBON EDITION(左:樹脂製のベルト)と以前、筆者が買ったG-STEELソーラー電波腕時計(右)合成皮革のレザーイメージのベルトがグッドです

 “チープカシオ”も含めて、プチカシオファンの筆者は、今までにも多くのカシオ腕時計を衝動買しているが、実は同じG-STEELの仲間である電波ソーラーの腕時計「G-STEEL電波ソーラー腕時計」(GST-W130L-1AJF)をごく最近買ったばかりだった。

同じG-STEELでも文字盤に3~4個あるインダイアルがすべて液晶表示のG-STEELソーラー電波腕時計(右)と、すべてのインダイアルがアナログの針で動作するG-STEEL CARBON EDITION(左)では、圧倒的に後者に統一性を感じる

同じG-STEELでも文字盤に3~4個あるインダイアルがすべて液晶表示のG-STEELソーラー電波腕時計(右)と、すべてのインダイアルがアナログの針で動作するG-STEEL CARBON EDITION(左)では、圧倒的に後者に統一性を感じる

 形状的には今回買ったG-STEEL Carbonモデルとよく似ているが、今回衝動買いしたG-STEEL腕時計は、4個のインダイアル表示がすべてメカニカルな針表示に変更されたことが見かけ上の最大の特徴だ。

 そして、電波ソーラーではなく、スマートフォンリンク機能によって正確な日時を表示できる仕組みを搭載している。シリーズ名としては「GST-B100シリーズ」と呼ぶらしい。

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