お手軽にダイエットするなら
スマートウォッチで動きを見える化する
ダイエットで重要なのは記録を付けること。体重や血圧だけでなく、活動量も計測したいところだ。そこで活躍するのがスマートウォッチや活動量計。昔あった万歩計の進化版のようなもので、歩数に加えて、消費カロリーや移動距離、睡眠時間、心拍数などを計測できる。
いまやスマートウォッチのスタンダード
Apple「Apple Watch Series3」
スマートウォッチや活動量計は、ここ数年新製品がたくさん登場し、戦国時代の様相を呈している。そんな中、スマートウォッチ市場でシェアNo1を走っているのが、Apple。Apple Watchはすでに収益でロレックスやオメガを超えて腕時計業界世界一になっていると、Apple CEOであるティム・クックが語っていた。
最新モデルの「Apple Watch Series3」はセルラー機能を搭載し、単体でネットや電話を利用できるようになった。
GPSを搭載しているので現在位置を記録できるうえ、ネットにつながるので帰宅ルートを表示することも可能。高度計を備えており、トレイルランニングや山に登る時の記録を取れるのが面白い。心拍数も計測でき、Suicaも利用可能、身につけながらプールで泳げるほどの耐水性能も持つ。ダイエットガジェットというよりは、日常使いに超絶便利なウェアラブルデバイスに活動量計機能が入っていると考えたほうがいいだろう。
駆動時間は最大18時間で、アプリを使いまくると当然短くなる。基本的に毎日充電することになるだろう。また、実売価格は42mmサイズのGPS+Cellularモデルで5万2700円とちょっとお高めだ。
GPS非搭載ながらトラッキング可能
MISFIT「Vapor」
スマートウォッチに興味はあるが、もう少し手ごろな価格で探しているなら、12月8日に発売されたばかりのフォッシル「MISFIT」ブランドとして登場した「Vapor」(ヴェイパー)をチェックしてみよう。
「Vapor」は、Android Wear 2.0に対応するスマートウォッチで、心拍センサーを搭載している。GPSは搭載していないが、AndroidスマホやiPhoneと連携することで「コネクテッドGPS」として走ったルートなどを表示することは可能だ。また、50m防水なので突然の雨や装着したままプールに入っても安心。内蔵ストレージは4GBを搭載するため、スタンドアローンで音楽を聴くこともできる。Bluetoothイヤホンをペアリングしておけば、お気に入りのプレイリストを聴きながら運動を楽しめる。
気になる駆動時間だが、フル充電で2日間の連続使用ができるので、充電の頻度はやや少なめ。実売価格は2万7864円。
バッテリー駆動時間は最長25日!
ノキア「Nokia Steel HR」
スマートウォッチは通常の時計に比べて駆動時間が短いのでいやだ! というなら、ノキアから12月15日に発売されたばかりの「Nokia Steel HR」は要チェック。ベースはアナログ時計で、ディスプレー部分はかなり小型。駆動時間は、通常使用で最大25日間と長いのが特徴。パワーリザーブモードなら、さらに20日間追加される。
スマートウォッチとしては心拍も計測できる活動量計や詳細な睡眠モニター機能を搭載している。さらに、装着者の動きを解析し、バレーボールやダンス、卓球といった10種類のアクティビティを認識できるのも楽しい。50m防水で、36mmサイズの重量は39g、40mmサイズの重量は49gとなる。価格は36mmサイズで2万5250円、40mmサイズが2万7950円だ。