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Xperiaシリーズ名機の歴史 X1から最新機種XZ2まで XZとは何が違う? (2/2)

文●ASCII編集部

2018年03月21日 17時00分

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直近&現行ラインアップの
Xperiaシリーズの詳細をチェック

 次に、3キャリアや格安スマホでラインアップされているXperiaをチェックしていこう。4K液晶搭載端末に加えて通常版、コンパクト版をラインアップするのはドコモのみで、auとソフトバンクは通常版のXZ1のみとなっている。

 国内仕様のSIMフリー版Xperiaは、So-netやイオンモバイルなどがSIMとセットでも展開した「Xperia J1 Compact」の発売以来長らくラインアップされなかったが、nuroモバイルが4K HDR対応機「Xperia XZ Premium」と専用の帯域プランを提供。音声プランやプレミアム帯域オプションなど契約と契約期間により端末価格から割り引かれる。

【ドコモ】3モデルをラインアップ

 3キャリアで唯一、4K液晶の「Xperia XZ Premium」とコンパクト版の「Xperia XZ1 Compact」、さらに通常版の「Xperia XZ1」をラインアップする。端末背面は、他キャリア版では「Xperia」ロゴがある中央部にドコモロゴがあり、下部にXperiaと型番が入る仕様なのは好みが分かれるところだ。

Xperia XZ Premium SO-04J
●実質負担額 1万5552円

新色の「Rosso」を2017年10月に発売。4K HDR対応液晶を搭載し、Android 8.0へのアップデートで被写体を3Dデータ化する「3Dクリエーター」などに対応

Xperia XZ1 SO-01K
●実質負担額 3万1104円

下り最大788Mbps通信に対応。背面中央に大きくドコモロゴを配置するのが大きな特徴だ。カラバリは他社と同様

背面の中央付近にドコモロゴが入り、下部にXperiaロゴと型番が配置される

Xperia XZ1 Compact SO-02K
●実質負担額 2万6568円

3キャリアで唯一4.6型HD解像度液晶を搭載するSnapdragon 835搭載のハイエンドコンパクト端末をラインアップ

 

【au】au版は背面下部にauの刻印入り

 au版の「Xperia XZ1」の背面はグローバル版とほぼ同じ見た目の仕上げだが、下部にauロゴと型番が入る仕様。通信速度は下り最大708Mbpsで、もちろんau VoLTEにも対応。カラバリはドコモ、ソフトバンク版と同じ4色をラインアップ。

Xperia XZ1 SOV36
●実質負担額 4万5360円

背面中央はXperiaロゴ、下部にauロゴと型番が目立たないように配置される

【ソフトバンク】ほぼグローバル版と同じでスッキリ

 ソフトバンク版の「Xperia XZ1」はグローバル版と同じく背面にキャリアロゴがないスッキリした外観が特徴。通信速度は下り最大612Mbpsで、カラバリは他キャリアと同様、ムーンリットブルー、ブラック、ウォームシルバー、ヴィーナスピンクの4色をラインアップ。

Xperia XZ1
●実質負担額 4万5120円

背面はグローバル版と同様に、Xperiaロゴのみでスッキリした外観だ

【nuroモバイル】4K HDR Xperiaがゲットできる

 nuroモバイルは台数限定で、SIMフリー版の4K解像度スマホ「Xperia XZ Premium」をラインアップ。アップロード無制限かつ高速通信帯域を確保する「プレミアム帯域オプション」(月額税込2160円)も用意する。

Xperia XZ Premium
●一括支払額 10万7784円

格安スマホ系で唯一SIMとセットで購入できる4Kスマホ。快適通信の専用帯域オプションも用意される

背面にキャリアロゴなどは一切なく、Xperiaロゴのみと最小限。NFCロゴがプリントされているが、FeliCaにも対応する

【その他】初のSIMフリー+おサイフ対応端末も

 「Xperia J1 Compact」は国内Xperiaシリーズで初のSIMフリーモデルで、SIMフリーながらおサイフケータイに対応したことが最大のトピック。2015年3月発売で、直販のほかSo-netやイオンモバイルでSIMとのセット販売で取り扱われていた。SoCはSnapdragon 800、4.3型HD液晶で下り最大150MbpsのLTE通信に対応した。

Xperia J1 Compact

SIMフリーながらおサイフケータイに対応した防水・防塵スマホ。カメラは裏面照射型CMOSの2070万画素

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