基本性能が高く、デザインも美しい
「Moto G」シリーズが第6世代に
ファーウェイやASUSなどとともに、人気SIMフリースマホの一角を占めるモトローラ。ミドルクラスでは「Moto G」シリーズが定番だが、第6世代に進化した最新モデルが今夏発売された。
「moto g6 plus」では、ついに縦長画面を採用。5.93型液晶(1080×2160)は18:9の縦横比で、それでいて指紋センサーを画面下部に装備。モトローラ機の指紋センサーは、軽くタッチで「ホーム」、左にスワイプで「戻る」など、メインキー代わりに利用でき、同時にナビゲーションバーを消せる「ワンボタンナビ」機能が便利だが、同機でも利用可能である。
デザイン面も本機の大きな魅力。背面にはガラス素材を用い、黒のように見えて、その奥に藍色が見えるディープインディゴのカラバリを採用。ミドルクラスとは思えない外観だ。
主なスペックは、Snapdragon 630(2.2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、3200mAhバッテリー、Android 8.0などで、カメラは12メガ+5メガのデュアル。DSDSや3キャリアのVoLTEに対応で、前モデルでは一旦廃止されたnanoSIM×2+microSDのトリプルスロット仕様も復活した。
最新トレンドの18:9縦長画面がミドルハイで
リアもフロントもデュアルカメラの「HUAWEI Mate 10 lite」
ミドル~ミドルハイクラスで一足早く、縦長ディスプレーを採用した「HUAWEI Mate 10 lite」。発売は昨年末だが、価格も下落して、実売で3万円台に入ってきたほか、Android 8.0へのバージョンアップも予定されている。
上位モデルの「HUAWEI Mate 10 Pro」ほどではないが、狭額縁の5.9型液晶(1080×2160ドット)の採用で、横幅は5.5型クラスの75.2mm。性能面も十分以上で、カメラはリアもフロントもデュアルカメラ(それぞれ16メガ+2メガ、13メガ+2メガの組み合わせ)。2メガ側はともに被写界深度の情報を収集するためのサブカメラで、正確でかつ美しいボケ味を持つ写真を撮るのに貢献してくれる。
そのほかの主なスペックは、HUAWEI Kirin 659(2.36GHz+1.7GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、3340mAhバッテリーなど。ネットワーク面ではDSDSやau網には対応していないのは少し残念な点。
縦長画面に4130mAhバッテリー
ZenFoneのミドルクラス「ZenFone Max Plus(M1)」
“Max”の製品名からもわかるように、4130mAhという大容量バッテリーが自慢のZenFoneシリーズのミドルクラス機。最近のZenFoneシリーズらしく、アウトカメラがデュアルで、13メガの標準レンズと8メガの広角レンズの組み合わせ。
主なスペックは、MediaTek製「MT6750T」(1.5GHz、オクタコア)、4GBメモリー、32GBストレージ、指紋センサー、Android 7.0など。ミドルハイとは言いにくい性能だが、普段使いには十分だろう。ネットワークでは、DSDSや2波のキャリアアグリゲーションに対応している。