“gooのスマホ”としてリリースされるWiko製スマホは
インカメラがデュアルなど性能強化モデル
「goo Simseller」で主に販売されるオリジナルスマホ「gooのスマホ」シリーズ。「g08」ではWiko製端末を採用した。
このg08はスペックを見てもわかるように、前ページで紹介したWiko「View」の上位モデルにあたる製品。18:9で720×1440ドットの5.7型液晶は同じだが、CPUはオクタコアに(Snapdragon 430)。また4GBメモリー、64GBストレージとこちらも増量されている。特に注目はカメラで、主に若者をターゲットにしているブランドだけに、インカメラがデュアルになっている。これは20メガの標準レンズと8メガの広角レンズの組み合わせだ。
カラバリはWiko Viewと同じ、ブラック、ディープ・ブリーン、チェリー・レッド、ゴールドの4色。価格は単体では2万7684円。
新生FREETELのスマホは約3万円で
ミドルハイクラスの性能が魅力「REI 2 Dual」
MAYA SYSTEMの元で再スタートしたFREETELブランドの端末事業。旧FREETEL時代から開発が進められていたというスマホが「REI 2 Dual」だ。
スマッシュヒットした「REI」の後継機の位置付けだけにコスパの高さはもちろんながら、前モデルで不満点となっていた部分も強化されている。たとえば、CPUはMediaTek製からクアルコムのSnapdragon 625(2GHz、オクタコア)となり、性能アップとともにアプリの互換性も高まっている。
そのほかのスペックもかなり高く、フルHD解像度の5.5型液晶に、4GBメモリー、64GBストレージ、リアにはソニー製センサーの13メガ×2のデュアルカメラ(イン16メガ)、3300mAhバッテリー、Android 7.1など。DSDS、VoLTE、2波のキャリアアグリゲーションにも対応している。約3万円の価格を考えると、かなりの内容と言えるだろう。
防水・防塵、おサイフ、ワンセグ、さらに頑丈
富士通「arrows M04」
「MADE IN JAPAN」を打ち出す、富士通「arrows」シリーズ。その現行モデルが「arrows M04」だ。スペックはミドルクラスで、実売価格は3万円台前半。
ただ国産というだけでなく、防水・防塵対応でハンドソープでの洗浄も可能。さらにおサイフケータイやワンセグ(アンテナも内蔵)といった国内ユーザー向け機能をサポート。ステンレスフレームを採用して、MIL規格準拠のテストもクリアする堅牢性も持つ。ネットワーク面でもドコモ/auの両SIMに対応し、VoLTEも利用可能と、このあたりも日本メーカーならでは。
やや気になるのはスペックの低さで、HD解像度の5型液晶にクアッドコアのSnapdgoran 410、2GBメモリー、16GBストレージとなっている。ただ、シンプルなメニューやUIでの文字の大型化、迷惑電話対策機能など、スマホに詳しくないユーザー向けの機能も目立つ。
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次回はさらに安価なSIMフリースマホを紹介する【1万円台編】を予定している。製品数はやや少なくなったが、DSDS対応機など、使い方がハッキリしていれば買いな端末もある。お楽しみに