久しぶりに大手量販店の店頭でau版を購入
今回は手持ちのポイントなどの都合やキャリア版がどうなのかを試す意味もあって、au版を機種変更で購入した。
余談だが、久しぶりにリアルな店舗で購入したのだが、手続時間が長く、機械を購入するだけなのに身分証明書の提示や長々とした重要事項の説明、その他のサービスの勧誘を受けて断るという時間を過ごし、MVNOの格安SIMのありがたさがわかる瞬間である。
auの機種変更でもウェブサイト上のオンラインショップで購入すれば面倒な待ち時間は不要だが、今回はリアルな販売店でしか使えないクーポンがあったのと、販売店のポイントまで考慮し、大手家電量販店を選んだのだ。
引き渡され、電源を入れてみると、au版は最初の画面で「au」と出て、auのアプリが山盛りだということに改めて気づく。
無効にしてしまえばいいのだが、数が結構あり、1つ1つ影響を考えながら無効にしていくよりはそのまま放っておくのが現実的だと思った。
SIMロック状態ではドコモネットワークの格安SIMが使えないのは当然だが、昨年の新ガイドラインによりauネットワークの格安SIMはSIMロック状態で利用が可能。手元にあったUQ mobileとBIGLOBEはそのままで利用が可能だった。
そして、SIMロック解除も行なった。機種変更で一括払い購入だったので、即解除対象となっており、ロックを解除したところドコモのネットワークの格安SIMも挿入して通信が可能もまった。
ただ、ひとつ気になるのはSIMを抜き差しするごとに再起動が強制的にかかること。通信事業者の仕様なのかもしれないが、SIMを抜き差しして楽しむSIMマニアには向いていない。
ノッチの使い勝手次第だが
プレーンで快適動作のスマートフォン
SIMロックを解除したならHUAWEI P20 liteは順調そのもの。アプリの切り替えなどHUAWEI P10 liteやnova lite 2よりも一層快適になったような印象だ。
ドコモネットワークのSIMを挿入した場合は、ドコモ系格安SIMのAPNが多数有効になるので、そこから選べばいいようになっている。
ノッチの使い勝手はいろいろ言いたいことがあるのだが、上の部分を黒くしてノッチがあるように見せない設定もあるので、必要に応じて変更するのもあり。
ただ、それでも液晶部分が多くなることで本体を掴んだ場合の誤動作が増えるため、使い勝手ではノッチ付きや全面液晶は必ずしもいいわけでないという印象だ。
ダブルレンズカメラについては出っ張りがあるため、ケースを選ばないとカメラの周りが傷だらけになりそう。それでもカメラの機能的には多くなっているので、今後の活用が楽しみだ。
それ以外はプレーンかつ、すっきり動くスマートフォンという印象だ。スマートフォンはアプリで使い勝手を構築していくモノだとすれば、本体にクセがなく、すっきり動作でシンプルなスタイル、手頃な価格というHUAWEI P20 liteはまさにおすすめの機種ということになる。
安く買う方法もあるので、旬のうちに試してほしい
今回、さまざまな事情でau版を購入してしまったのだが、au版というのを差し引けば、非常にプレーンで使い勝手のよい機種というのがHUAWEI P20 liteの印象だ。
まだ登場したばかりで回線契約なしの特価はあまり見かけない。回線とセットなら、OCN モバイル ONEの「gooSimseller」で1万4800円(税別)という特価販売がある。
また、サブブランドでよければ併売店でUQ mobile版(SIMフリー)を2年縛り回線付きで一括0円で販売しているケースを見かける。普及クラスだが登場したばかりで旬のうちに検討してみるのもいいだろう。