申し込みはスムーズ、SIMは翌日に到着
申し込み方法はソフトバンク回線だからといって違いはない。違いといえば申し込み時にソフトバンク回線であることや端末種類を指定する程度となる。
申し込みの前にやったことは、Amazonで450円でエントリーパッケージを購入し、そして今回はMNPでの同番移行のため、元の通信事業者にMNP番号の発行を受けた。
エントリーパッケージが届いて書かれているコード、MNP番号が揃ったらいよいよ申し込みとなる。
あとはLINEモバイルのウェブサイトから画面の推移に従って申し込みをするだけとなる。途中、ソフトバンクの回線を選択したほか、SIMのサイズのほかにiPhoneかAndroidかを選択するところがある。
純粋なSIMフリー端末ならどちらでも問題がないのかもしれないが、今回はAndorid版を選択した。
申し込み手続きは昼ごろに行なったが、当日中にSIMが発送となり、翌日午前にはSIMが届いていた。ソフトバンクの申し込みがスタートしたばかりで混雑も予想されたが、この速さは意外だった。
届いたSIMはソフトバンクのマークが入ったもので、ソフトバンク契約のSIMと区別がつかないもの。ドコモ回線の格安SIMのように真っ白なSIMや、au回線の格安SIMのように「MVNO」の文字があって区別がしやすいものとは異なっている。
LTEになりにくい不具合が発生するも解決
SIMが到着してすぐにウェブサイトから切り替え手続きを行なった。手続きすると新たに到着したLINEモバイルのSIMが有効となり、同時にそれまでの回線が自動解約となる。
実際にかかった時間は、手続きから2分程度で旧回線が無効となり、それから3分もたたずしてLINEモバイルが有効になった。
SIMはまずASUSの「ZenFone 5」に入れてみたが、APN設定をすると通信はできるものの3GとHマークの表示が入れ替わる程度で「4G」の表示にはならなかった。
次にZTEの「Blade E01」に入れてみたところ、最初は3G表示だったが、しばらくすると4Gと表示されてLTE回線が使えるようになった。
さらに「HUAWEI P20 Lite」に挿入したところ、こちらも少し時間がたってからLTEが有効になった。
しかし、数日たってみると、どの端末でも挿入後すぐに「4G」表示になった。この間に何あったのかはよくわからないが、現在では順調にZenFone 5で使っている。
ほかの格安SIMより高速!?
昼食時間帯でも下りで10Mbpsを超える
速度についても、30Mbpsを超えるような爆速はなかなか出ないものの、昼食時間帯の12時53分の計測でも下りで10Mbpsを超えるなど、ほかの一般的な格安SIMよりも高速。そのほかの利用シーンでも現在のところLINEモバイルのソフトバンク回線は順調だ。
ソフトバンク回線に興味のある人や
バンド8端末を持っているなら試す価値あり
LINEモバイルはデータ回線なら最低月額500円から利用できるほか、現在、キャペーンで音声通話付き回線なら6ヵ月間は月額900円引きで月額300円から利用できる。
ソフトバンク回線を試してみたい人や、バンド8対応端末を活用したい人に向いている。
そして、SIM制限が複雑なソフトバンク回線ではあるが、最初からAndroid用のSIMが用意されているところも安心できる。
さらに、7月と8月のキャンペーンの1つとして、LINEモバイルのソフトバンクとドコモ回線の変更が今なら無料ということもうれしいところ。
通常3000円(税別)かかるドコモ回線からソフトバンク回線への変更手数料がタダなのはもちろん、ソフトバンク回線で申し込んでみたが、エリアなどの事情でドコモ回線に変更したくなった場合でも無料で変更ができる。
今のところデータの流れは良好なので、LINEモバイルのソフトバンク回線版を試してみてはいががだろうか。