松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」

Amazon EchoやGoogle Home、スマートスピーカーが米セールでやたら見かけることに (3/3)

文●松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII編集部

2018年11月21日 10時00分

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なにかとセットで割引されるスマートスピーカー

 さて、筆者はとりあえず、TileやNestcamを狙おうと思っていたのですが、少し面白いことが起きています。たとえばTileの4枚パックは60ドルが普段の価格なのですが、Amazonのスマートスピーカー、Echo Dotのバンドルで30ドル引かれるようなディールがありました。

 またセキュリティカメラNestcamについても、画面付きのGoogle Home Hubとの同時購入で50ドル引きになるセールを展開していました。確かにNestcamの映像はGoogle Home Hubに映し出すことができる仕組みで、組み合わせとしては最適なのですが。

 何かにつけて、セールやディールのバンドルとしてGoogle HomeシリーズやAmazon Echoシリーズがくっついてきます。そろそろこの現象に名前をつけたくなってくる気分ではあるのですが。

 確かに、部屋に1台ずつあった方が、スマート電球を設置している場合には便利だったりするのですが、こちらの製品にはAmazon Echo、こちらにはGoogle Homeみたいにブランドが入り乱れてバンドルされてくると、ちょっと困惑してしまいます。どちらかで統一しないと、一所懸命Google Homeに「Alexa!Alexa!」と呼びかけても反応してもらえませんので。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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