Windows情報局ななふぉ出張所

アマゾンが子ども向けタブレットに本気を出した (2/3)

文●山口健太

2019年03月12日 16時00分

■コスパの良さが大きな魅力

 さらに掘り下げていくと、Fire HD 8のキッズモデルにはアマゾンならでは強みが潜んでいます。

 まずは「コスパ」です。ベースとなるFire HD 8の32GB版はもともと1万980円と安価です。操作感はiPadほどなめらかではないものの、この価格帯ではリッチな仕様です。

 その一般向けモデルより4000円高いキッズモデルには、FreeTime Unlimitedが1年分付属します。プライム会員は月額480円、一般会員は980円となっており、これだけでも価値がありそうです。

 さらに、壊れても2年間は無償で取り替えてくれる保証は、他のメーカーなら有償サービスに匹敵する内容です。

一般向けモデルより4000円高いが中身は充実

 しかもアマゾンは、現行世代のFire HD 8をキッズモデルとして使う方法も提供します。アップデートでペアレンタル機能を追加し、サブスクリプションを自分で契約すれば、必ずしもキッズモデルを買う必要はないわけです。

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