急速充電「USB PD」対応のコンパクトモデル
「Anker PowerCore 10000 PD」

●メーカー：Anker
●直販価格：4599円（税込）

「Anker PowerCore 10000 PD」

　「Anker PowerCore 10000 PD」は、USB PD（最大18W）の急速充電に対応したモバイルバッテリー。ここ1～2年で発売されたUSB PD対応のAndroidスマホや「iPhone X」シリーズ、「iPhone 8」シリーズを急速充電できる（iPhoneはアップル製またはライセンス品のUSB-C-Lightningケーブルが必要）。

　充電端子はUSB PD（最大18W）対応のUSB Type-Cと、最大10W（5V/2A）のUSB端子を同時に利用できる。スマホと周辺機器はもちろん、スマホを2台接続しても高速充電できる。

　サイズは114×52×25mmで重量192gと、従来の容量10000mAhのモバイルバッテリーと同等のサイズと軽さを実現。出張や旅行にも持って行きやすい。うれしいのが、USB PD対応スマホなどの充電に必要なUSB Type-C-USB Type-Cケーブルが付属するところ。別途ケーブルを用意しなくても、購入後すぐにUSB PDでの充電環境が完成する。

　モバイルバッテリー自体への充電もUSB PDに対応しており、USB PD対応充電器に接続すると3.5時間でフル充電できるのもポイントだ。

Apple Watchも充電できるモバイルバッテリー
BELKIN「Valet Charger Power Pack 6700mAh」

●メーカー：BELKIN
●実売価格：1万1850円前後

BELKIN「Valet Charger Power Pack 6700mAh」

　「Valet Charger Power Pack 6700mAh」は、Apple Watch用の充電台を搭載した容量6700mAhのモバイルバッテリー。Apple Watchを出張や旅行先でも活用したいユーザーにとってはほぼ必須といえる製品だ。サイズは121×42×24mmで重量は180g。ブレスレット型のバンドを着けたApple Watchも、バンド内に通すことで問題なく充電できる。

　モバイルバッテリーとしては、Apple Watchの充電に加えて、5W（5V/1A）出力のUSB端子を搭載。高速ではないが、Apple WatchとiPhoneを同時に充電できる。

　一般的なモバイルバッテリーとは異なり、最大2.4A出力のUSB充電器に接続したままモバイルバッテリーと充電台に載せたApple Watch、USB端子に接続したiPhoneを充電できる“パススルー充電”に対応している。パススルー充電がなければ、いちどモバイルバッテリーを充電した後でないとApple Watchを充電できないだけにうれしい配慮だ。

　価格はやや高めだが、Apple Watch専用充電器などもおおむね高価なので仕方のないところだろう。iPhoneとApple Watchをまとめてスマートに活用したいというユーザーは、できれば持っておきたいアイテムだ。

アウトドアや防災に最適、防水・耐衝撃モデル
RAVPower「ソーラーモバイルバッテリー 25000mAh」

●メーカー：RAVPower
●実売価格：7000円前後

　「ソーラーモバイルバッテリー 25000mAh」はIP66の防水性能をもつ、防じん・耐衝撃設計の大容量モバイルバッテリー。緊急時には微量ながらもソーラーパネルで充電できる。アウトドアシーズンに山や水辺に気軽に持って行けるタフネスをもち、災害時に備えて自宅に1台あると便利な製品だ。

　このほか、LEDライトやカラビナを付けられる金具も搭載。サイズは181×89×30mmで重量は551gと、気軽に持ち歩くにはやや重い。

　充電機能はQuick Charge 3.0（最大18W）対応のUSB端子と、最大2.4A出力のUSB端子、USB Type-Cを搭載。最大3つの機器を同時に充電できる。

　モバイルバッテリー自体の充電は、Quick Charge 3.0対応の充電器をmicroUSB端子に接続すると8時間で充電できる。さらに、microUSBとUSB Type-C両方を同時に使うとより高速になり5時間で充電可能だ。大容量なだけでなく、さまざまな充電シーンに対応できる製品となっている。