このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

ファーウェイ「HUAWEI nova lite 3」の強みは有無を言わさぬコスパ! (2/3)

文●友納一樹(ゴーズ) 編集●ASCII編集部

2019年05月01日 12時00分

AIが賢く補正してくれる

 ダブルレンズのアウトカメラは、約1300万画素(メインカメラ)+200万画素(サブカメラ)。AIを搭載し、22のカテゴリで被写体や撮影シーンを認識できるとのこと。

「フード」「青空」のように、AIが被写体を認識して最適化してくれる

 AI機能はアイコンをタップしてオン/オフの切り替えができるが、基本はオンにしたほうがきれいに撮れるだろう。オンで撮った写真と比べると、オフで撮った写真はどことなく凡庸さを感じてしまう。オンのほうが、発色が良くコントラストもきれいだ。補正がおおげさすぎず、個人的には不自然に感じることはなかった。

AIをオフにして撮影

AIをオンにして撮影。色味がはっきりする

AIをオフにして撮影

AIをオンにして撮影。より鮮やかになった

 日中は総じてきれいに撮れたが、夜景は若干補正がきついように思う。「夜景」モードで撮影すると明暗のバランスがきれいに補正され、全体的にシャープになるのだが、多少くっきりしすぎる感じを受けた。

きれいだが、桜が不自然にごわっとしているように感じる

上の写真より不自然な感じは少ないか

 インカメラは、シングルレンズで約1600万画素。アウトカメラと同じくAIを搭載しており、セルフィー時に背景を8つのシーンで感知し、背景もきれいに撮れるようになっている。「ポートレート」モードでは、背景のぼかしと顔の補正を調節できる。

 背景のぼかしは、耳のあたりや頭部までぼけてしまうこともあったが、おおむね自然な仕上がり。

AIをオフにして撮影

オンにして撮影。背景が鮮やかになった

 カメラのその他の機能としては、「チーズ」という声を認識してシャッターを切る「音声シャッター」機能がある。「チーズ」でなくても、一定の音量を感知するとシャッターを切るように設定することもできる。複数人で撮影するときに活用すると楽しいかもしれない。また、スリープ状態から音量ダウンボタンを2回押して、起動から撮影まで一瞬でできる「ウルトラスナップショット」機能もある。

設定からオンにできる

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