●ポイントプログラムで引き止め
高橋社長は「いろんなプレイヤーが入ってくる。ポイントの魅力が重要になるので修正を加える」として、通信やネット通販、クレジットカード利用状況に応じてステージを設定。活動量に応じてポイントの付与を増やしていく。
高橋社長は「ポイントサービスを研究すると、活動量に応じてエンゲージメント(ブランドへの愛着)が上がる。これはビッグデータを見れば明らか」だという。
スマホの契約のみならず、auのクレジットカードやネット通販を使ってもらうようになるなど、KDDIとユーザーと関係性が深まると、結果として解約率の低減につながるとのことだ。
とはいえ解除料が1000円になれば、解約者が増えるリスクは高まるような気がしてならない。そんな疑問を高橋社長にぶつけたところ「解約しやすい反面、うちに来やすいという面もある」(高橋社長)という答えが返ってきた。