Xperia 1ロングランレポート

世界ローミングSIMの「airBalticcard」をXperia 1で使う方法 (2/2)

文●中山 智 編集● ASCII編集部

2019年09月06日 10時00分

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Xperia側の設定は現地に到着してから

 あとはXperia 1側の設定です。現地に到着したらSIMを差し替えます。念のためモバイルデータ通信はオフにしておきましょう。次に設定から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「アクセスポイント名」へとアクセスします。

設定からアクセスポイント名の設定へ移動

 アクセスポイント名の設定で必要な項目はAPNだけ。名前は何でもオーケーなので「airBalticcard」とでも入れておきましょう。APNは「send.ee」。ユーザー名とパスワードは空白です。

アクセスポイント名を編集する

 最後に右上のメニューからアクセスポイント名を保存して、さらにそのアクセスポイント名を有効します。最後にモバイル通信とデータローミングをオンにすれば、インターネット接続が利用できるようになります。

編集したアクセスポイントを有効にする

データ通信だけでなくローミングもオンにすれば設定完了

 試しにホテルで速度計測をしてみると下り38.6Mbps、上り16.6Mbpsとまずまずの数値。ローミングでしかもMVNOですから、現地のMNO回線と比べれば見劣りしますが、普段使いには十分です。

速度計測をしてみた結果

 これでドイツ滞在中もXperia 1をバッチリ使えそうです。ちなみに「airBalticcard」は730日と有効期限が長いのも魅力。頻繁に海外に行かない人でも維持しやすいのでオススメです。

ドイツでもしっかりとローミングSIMが使えた!

※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました。

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