●なるべく早めに出してほしい
また、ファーウェイ「Mate X」やサムスン電子「Galaxy Fold」などは、最先端の技術で有機ELディスプレーが曲げられるというのがすごいのだが、部材メーカーの実力を誇示したくて、無理くり、折り畳めるスマホを作ったという、メーカーのプライドが優先されているように感じてしまい、端末の価格は高騰。ユーザーが置いてきぼりになっている感がある。
しかし、Surface Duoは、2枚の液晶をヒンジでつなげるという、折り曲げるよりも無理をしてない設計であり、「多分、曲がる有機ELディスプレーよりも安く作れるんじゃないか」という期待を抱かせてくれる。
以上の理由から、Surface Duoを早く手に入れて仕事に使ってみたいのだが、気になるのは発売のタイミングだ。マイクロソフトでは「2020年のホリデーシーズン」としており、つまり、1年間は待たなくてはいけないという。
当然、1年もあれば他社も同様の製品を投入してくることだろう。果たして、1年間、Surface Duoのことを興奮しながら待ち続けられることができるのか。このあたりがひとつの不安要素となってきそうだ。